
今回はアニメ『ワンパンマン』をレビューしようと思う。
漫画から読むのもよし、アニメから読むのもよし。好きなほうからどうぞ。
ワンパンマン、あらすじ(概要)


ワンパンマンは新たなヒーローを描いた作品と言えるだろう。
ジャンルはギャグ系アクション漫画という部類だ。
ワンパンマンこと「サイタマ」が主人公である。名前も秀逸である。
ワンパンマンの由来は、どんな凶悪な怪人も一撃で倒してしまうことからつけられた。
サイタマは普通の青年だった?のだが、ある少年が怪人に襲われているところを助けたところから、決意した。
ヒーローになるための特訓を積み最強の力を手に入れたのだ。
それこそ禿げるほどの猛特訓を積んだらしい。どのような特訓をしたかは描かれていない。
サイタマは強くなりすぎたのだ。
どんな敵でも一撃で倒せてしまうから、なりたかったヒーローに慣れたはずなのに、どこか虚無感を抱えたままサイタマは生きている。
だが、怪人はひっきりなしにあらわれる。仮想の現代社会が舞台だが、一体どこから現れるのかというほど怪人が現れる。
そして、お決まりのパターンだが、徐々に強い敵が現れてそれにサイタマが対峙していくことになるのだが……。
ワンパンマンは勤め人こそ観るべき作品だ


ワンパンマンはある意味悲劇のヒーローである。
地球に現れる敵たちを倒しているのは、ほとんどがワンパンマンことサイタマなのだが、それを世間の人たちは勘違いをしている。
ある市が壊滅的被害を受けたのはサイタマのせいだと勘違いされたり、他のヒーローたちが太刀打ちできなかった敵をサイタマが倒したのは、他のヒーローが敵の体力を削ったからたまたまタイミングよくそこにいたサイタマがたおしただけ、と勘違いされたりする。
どれもがサイタマがいなけれぱもっと深刻な被害となっていた可能性が高いのだが。
ただ当のサイタマ本人はそれでいいと思っているのだ。
民衆がサイタマに批判の目を向けても、それに異論を唱えるわけでもなく、むしろ自分の功績を隠すかのような言動をとるのだ。
この漫画、アニメは勤め人こそ観るべきものだと感じた。
会社のなかでがんばっているのに報われない、結果を残しているのに評価されない、そんな勤め人はたくさんいるだろう。
だから会社への不満をぶちまけたり、落ち込んだり、投げやりになったりすることもあるだろう。
しかしそんなときはサイタマの言動を見てほしい。
サイタマは決して評価されようとか、名声が欲しいなどは微塵も思っていない。
ただ世界が平和であればいいと。
いわゆる凪の状態であることがサイタマの望みなのだと思う。
ふらふらとコンビニに行き、食べたいものを買って、家でゴロゴロしながらテレビを観る、それがサイタマにとって幸せなのだ。
人は世間からの影響により、幸せは外にあると思い、幸せ探しを始めるが、幸せは探しても見つからない。
なぜなら幸せを探している時点で不幸だからだ。
幸せはいつもあなたのなかにある。
幸せはいつもそばにある。
幸せを探したくなったら、まずは自分の心と自分のまわりを見回してみよう。
きっとそこに何かあるはずだ。
ワンパンマンはhuluで観られる
今ならhuluでアニメが配信されている。
huluは2週間無料体験ができるため、0円でシーズン1、全12話を観ることが可能だ。
シーズン2は平成31年4月18日からhuluで配信開始予定だ。
今無料体験するのもいいし、シーズン2配信にあわせてはじめるのもいいだろう。