【書評】これで家計の問題は改善する!鬼速PDCAに続く『お金のPDCA 冨田和成著』を読んだ感想。(オススメ本)

「お金のPDCA」を書評するパンダ
 
パンダ
お金のこともPDCAまわせってか?

今回の書評は「お金のPDCA」だ。「鬼速PDCA」の著者富田和成氏による新著だ。

まずは自分のお金を管理する上で大事である考え方を引用しておこう。

私は常々 、自分のお金の状況を改善したいなら 、 「自らを 〝自分株式会社 〟の代表 、または C F O (最高財務責任者 )だと思って行動しましょう 」と言っています 。個人と会社である法人を並列に捉え 、法人で行っている財務管理の手法を個人にも当てはめてほしいと考えているからです 。

稼ぐ人が実践している お金のPDCA

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冨田 和成
発売日: 2018/05/26
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お金のPDCA的、人的資本への投資

パンダ
人じゃなくてオイラに投資しろ。

「人的資本への投資でリタ ーンが大きいものは何か 」という質問をされたら 、知識 ・スキルの中からは次の 3つを挙げます 。
・コミュニケ ーションスキル
・金融知識 ・スキル (ファイナンス知識 ・スキル )
・ P D C A力

コミュニケーションスキルも金融知識もあれば、どこでも通用するものだが、やはりPDCA力がいちばん重要だと私は思う。本書にも書かれているが、変化が激しい時代においては柔軟に対応し成長スピードを速める必要がある。

そのためにはPDCA力をあげ、PDCAを速く回していくことが必要不可欠になる。ぬるま湯につかり、PDCAをおろそかにしていては成長は見込めない。これは会社にいる年配の上司や同僚を見ればわかるだろう。

PDCAではなく「PD」だけで終わっている人は殊の外多い。成長するためには改善や調整がなくてはならない。常に成長できるよう自分をアップデートしていかなければ、自分自身が老害と呼ばれる日が来るだろう。

お金のPDCA的、目的地を定めよ

仕事柄 、私は外国人経営者と話す機会がよくあります 。その際によく聞かれる質問が 、 「 W h a t ’ s y o u r u l t i m a t e g o a l ? (あなたの最終的な目的地はどこですか ? ) 」というもの 。おそらくこの問いに対する答えを聞くことで 、相手の人生観を探っているのでしょう 。

「あなたの最終的な目的地はどこですか?」

この質問をされて、即答できる人が一体何人いるだろうか。おそらくほとんどの人が答えにつまるであろう。

著者いわく、ゴールを意識しておくことで効果的にお金を使えるようになる、と説いている。物事を逆算して考えるということは非常に大事なことだ。逆に言えば、逆算して物事を考えられない人は仕事の質は低いだろう。それは詰めが甘いからだ。なぜ詰めが甘いのかと言えば、ゴールが明確でないから何か不足したり、期日を守れなかったりする。

これは仕事だけでなく、家事であったり勉強などにも通ずるところがあると思う。何をいつまでするのかということを明確にしておくことで、今自分が何をすべきなのかが見えてくるはずだ。

【書評】『鬼速PDCA 冨田和成著』を読んだ感想。仕事がうまく回らない計画が達成できない、そんな悩みはこの本で解決。

2018.12.04

お金のPDCA的、住宅ローンの考え方

パンダ
住宅ローンを組んでるヤツはここちゃんと読んどけよ。

たとえば 、 3 0 0 0万円のマンションを 3 5年の固定ロ ーン 、固定金利 1 ・ 5 % (元利均等返済 )で購入した人が 、手元にある預金 1 0 0万円を投資に回したいと考えているとします 。期待リタ ーンの 4 %をクリアするために投資信託への投資をシミュレ ーションしてみると 、およそ 1 0年の時間が必要になります 。ところが 、運用資金の 1 0 0万円を住宅ロ ーンの繰り上げ返済に充当すると 、どうなるでしょうか 。繰り上げ返済しなかった場合の住宅ロ ーン総返済額は 3 8 5 7万 9 1 0 0円となり 、 3 5年間の金利負担は 8 5 7万 9 1 0 0円 。一方で 、 1 0 0万円を 5年後に繰り上げ返済に回した場合 、総返済額は 3 8 0 5万 5 6 3 5円となります 。その差額は 5 2万 3 4 6 5円 。わずか 1 0 0万円で 、借入期間全体で計算すると 、約 5 2万円の効果があることを意味します 。もちろん金利の大きさによって効果は異なりますが 、住宅ロ ーンがある場合は 、まずその借入残高を減らしていくことが究極の資産運用と言えるのです 。

投資に回したほうが一見利口に見えるが、実は繰り上げ返済したほうが賢い、ということ。もちろん投資で想定以上のリターンがあれば投資する価値はあるが、それはどうなるかわからない。堅実にいくのであれば貯金してそれを繰り上げ返済に回すほうが安全である。

家があるということは家族があるということだろうから、下手なギャンブルはできない。もし投資に回すつもりであるなら、しっかりと勉強してから、尚且つ余裕資金で投資することを守ろう。変に資金を増やしたり、レバレッジを高くしすぎたりすると、ただただ損をするだけになるので注意しよう。

お金のPDCA、まとめ

最後に、本書の中で紹介されていた本田圭佑氏の言葉を引用して締めるとしよう。

「信じることっていうのは 、僕にとって希望なんですね 。信じられなくなった時に希望の光は見えなくなる 。人って誰しもがうまくいかなかったときとかにちょっと疑うと思うんですね 。その時に 、いかに自分を信じることができるか 。信じるというのは本当に希望そのものですよね 」 ( N H K 『プロフェッショナル仕事の流儀 』より )

パンダ
伸びしろですね(笑)

今なら本書はキンドルアンリミテッドで読める。是非チェックしてほしい↓