
どんな人でもなんか嫌だなと感じる人や、なんか合わないなという人は必ずいます。
これはあなたが悪いわけではなくすべては相性です。
人によっては、合わせる努力をしなくちゃダメだ、どんな場所でも柔軟性が大事だ、というような正論を言ってくる人がいると思いますが、本人からすれば、合わないものは合わないんだからしょうがないだろ、というのが本音だと思います。
そんなあなたに対処法をお教えします。
合わない人が会社からいなくなることを想像してみる


その嫌な人が突然会社に来なくなった日のことを想像してみましょう。
どう思いましたか?
すがすがしい気分になれども、どことなくさみしい感じがしましたか?
気持ちはどうあれ、そういう日が来る可能性は常にあります。
その人が退職するかもしれないし、お亡くなりになるかもしれないし、はたまた別の理由で会社を去ることになるかもしれません。
会社に嫌な人や自分に合わない人がいる場合、その人が去ったときのことを想像してみることをおすすめします。
そこでまあ別にどうせいなくなるからいいか、と思えるならまだ大丈夫です。
その人のせいで追い出されるように会社を辞める必要はありません。
特にあなたがその会社で働きたいと強く思っているのであればなおさらです。
自分がその会社を辞めることを想像してみる


それでも、無理という人は自分がその会社を辞めることをイメージしてみましょう。
本当は辞めたくないけれどもその人とはもう無理、という場合です。
ではリアル感を出すために、明日会社に「辞めます」と言うとしましょう。
どう感じましたか?
なんか言いづらいなあ、と思いましたか。
退職を申し出ることは勇気のいることです。
簡単に辞めますとは言えないのが勤め人の悲しいところです。
インフルエンサーの方たちからすると、退職するのに会社に気を遣うことはない、と言われそうですが、勤め人としてはそう簡単に行かないんですよ。
そこで、ここで比べてほしいのが、退職を申し出るつらさとずっとその会社に居続けるつらさ、どちらがつらいですか?
これが会社に居続けるつらさが上回った人は、即辞めてもいいでしょう。
退職を申し出るほうがつらい、という人はなんらかの理由で会社に残る理由、もしくはメリットがあるのかもしれません。
そのあたりを一度よく考えてみましょう。
辞めるっていうほうがつらい人はまだその会社にいても大丈夫です。
どの会社に行っても嫌な人、合わない人はいるという現実
あなたが今の会社を辞めるという決断を下したとして、ひとつの事実をお知らせします。
それは、
どの会社に行っても自分と合わない人、嫌な人は必ずいる、という現実です。
転職すれば解放されて嫌な人と一緒に仕事しなくていいと思うかもしれませんが、それは夢物語です。
絶対に合わないと思う人は次の職場にもいます。
あなたが、あの人なんか嫌だな、あの人なんか合わないな、とマイナス面を見るクセを持っているとすれば尚更です。
ですが、そういった見方をしてしまうあなたは間違ってはいません。
それを直しましょうなどということは言いません。
大事なのはどこに行っても自分と合わない人がいるという現実を知っておきましょう、ということ。
たとえ、この事実を受け入れられなくても、実際にこういったシチュエーションになった場合に、知っておくだけでもいざというときの気持ちのもちようがかわります。
「合う人、合わない人、それは必ずいる。自分のせいじゃない」
そう思うことで気持ちが楽になります。

まとめ:人間関係で悩んだら

自分と合わない人、嫌いな人がいたとして、それでも我慢して忍耐強く働いたとしたら何か得るものがあるかもしれない。
嫌な人だと思っていた人が実はいいヤツだったとか、忍耐強く働いたことでスキルを身につけたとか、なんらかのメリットを得ることができるかもしれない。
ただそれには相当の忍耐力と労力が必要となります。
それほどの労力を合わない人や嫌いな人に使う必要があるでしょうか。
あなたのまわりにはもっと大切な人がいるはずです。
だったらその人たちのためにあなたの貴重な労力を使うべきです。
人生は一度きり。
しかも一生なんてあっという間です。
あなたに無駄な時間はありません。
会社で人間関係で悩んだ場合、どのように行動するにしても、ただ大事なのは相性だと割り切ることです。
どうやっても合わないのに、それをどうにかしようとするのはただの時間の無駄。
相性と割り切って、自分は自分と覚悟を持って生きることが、結局のところ一番大事なんです。
