
私が今まで使った手帳を紹介していこうと思う。
買ったはいいが、続かない、自分に合ってない、などの理由で白紙のページばかりになっていないだろうか?
それはきっと、まだ会うべき手帳に出会っていないからだ。
是非手帳選びの参考にしてほしい。
手帳選びで悩んだ時間は、出会うべき手帳を活用し出したときに何倍にもなって返ってくる。
会社は辞めるかもしれないけど、手帳との付き合いは一生続くのだ。
早い段階で「これだ」と思う手帳を見つけよう。
来年の手帳が決まらないあなたへ「フランクリンプランナー」
まず私が手を出した手帳は「フランクリンプランナー」である。
スティーブン・R・コヴィー氏が書かれた「7つの習慣」に影響されたからだ。
・7つの習慣を実践しながら使える
・役割を大事にするようになる
・目標や価値観をしっかり持つことができる
「7つの習慣」に影響受けて「フランクリンプランナー」を使い始めたのは私だけじゃなく、かなり多くの人がそうだと思う。
「7つの習慣」では単なるスケジュール管理ではなく、役割に応じて本当に自分がすべきことは何なのかを考え、それをスケジュールに組み込むことが大事だとあった。
スケジュールには、大きな石から入れていかなければいけない、とか(詳しくは本を読んでみてほしい)
これを読んだときに私は、「ああ、このとおりにできれば自分の人生を変えることができる!」と強く思い、「フランクリンプランナー」を買ったのだ。
少し手帳としては高いが、それは先行投資だと自分に言い聞かせて購入した記憶がある。
実際に手にとって見ると、なかなかいい。
革の感触とか、リングや紙の質感など、この手帳を持っているだけでなぜか仕事ができるような気がしてくるのだ。
実際そんなことはなく、使い倒さないと効果は出ないが。
一週間コンパス
この手帳には様々な付属のツールがあり、その中に「一週間コンパス」というものがある。
これは役割ごとにやるべきことを記入し、人生のバランスを取りましょうというもの。
例えば、仕事で重要なポストについているが、家族のことはほったらかしになってしまったり、
親として子供との関係を重視しているが、配偶者との関係はおろそかにしている、など。
どれかひとつの役割に偏ってしまうのではなく、それぞれの役割で果たさなければならないことがあるはずなので、その役割を明らかにしていくことが目的。
役割の種類を会社で言えば、社長、役員、上司、部下、同僚、など。
家庭で言えば、夫、妻、父親、母親、息子、娘、など。
また、社会で言えば、近所の住人、コミュニティの一員、学校での役員、など。
どれも重要で、果たす役割はそれぞれが背負っている。
これを自分に当てはめて考えることは楽しいものだ。
自分が思っているよりも役割が多く、自分の視野が狭かったことに反省した。
その他、目標や価値観を記入するものや、支出を管理するためのシートなど、ツールが盛りだくさんだ。
フランクリンプランナーで私が選んだリフィルは
そしてメインのリフィルだが、いくつか種類がある。
- デイリー(1日2ページ)
- デイリー(1日1ページ)
- ウィークリー(1週間2ページ)
- デイリー(7つの習慣バージョン)
- ウィークリー(7つの習慣バージョン)
など
その他にもたくさん種類があるが、基本は、「デイリー1日2ページ」「デイリー1日1ページ」「ウィークリー」の3つだ。
「7つの習慣」を読むとしっかり役割を考えながら、日々のタスクやスケジュールをこなしていくことが重要とわかるので、それを実践するには「デイリー」がもっとも適している。
私はそう思い、「デイリー1日2ページ」を購入した。
見てのとおり、1日2ページ。左にタスクとスケジュール、右にフリーページとなっている。
スペースがたくさんあって、記入しがいがある。
私は、よしがんばって活用するぞ、と気合を入れた。
その結果
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これに気付いてしまった私の気持ちがわかるだろうか。
毎日決まった時間に働いている私にとっては、1日2ページは重すぎた。
ただ淡々と日々が過ぎていくのに、タスク1ページ、プラス、フリーぺージ1ページなど埋めることはできるわけがない。
活用を続けたが、白紙、何も書けない日もあり、徐々に手帳を開く回数が減った。
フランクリンプランナーはとても優れたツールだと思う。使いこなすことができたなら、自分の人生を変えることができるだろう。使いこなす覚悟があれば……。
