
就職できない人の3つの条件
海外を中心とした一部の企業では、次のような条件の人は就職できないと言われているそうです。
- 喫煙している
- 肥満している
- 歯並びが悪い
この条件見て、会社にいる人物が浮かばなかっただろうか?
著者はこの中に、健康で見た目も若々しくあるかどうか、が加わるのではないか、と語っており、それを解決するための「老けない食べ方」が紹介されている。
25歳の時突然、アトピー性皮膚炎に
私は、25歳の時にアトピー性皮膚炎を発症しました。2,000年のことですが、初めて頭の生え際からおでこにかけて地図状にかゆみや湿疹が現れた時には、本当に驚きました。額が赤くはれぼったくなり、かゆみも我慢できず、夜も満足に眠れません。皮膚科を受診すると、典型的なアトピー性皮膚炎と診断されました。
著者はその頃、ハンバーガーやフライドポテトなどの洋食を食べることが多かったそうですが、アトピーになってから食べ物に着目し、食生活の改善に取り組んだそうだ。
コレは誤解している!

1、糖質制限は誰にでも有効であり、代わりに肉を食べれば良い?
2、糖質制限すると、腸内の〝ヤセ菌〟が増えて痩せられる?
3、糖質はまったく取らないほうが良い?
4、カラダの脂肪を減らすのは体型維持が第一の目的。脂肪自体はそれほど悪いものではない?
上記の世間で言われているようなことは、鵜呑みにするのは危険とのこと。
ひとつ紹介すると、糖質をまったく取らなくなると、たんぱく質を分解するようになり、これは筋肉や臓器を食べてしまうことを意味するそうだ。
これは、ホントにカラダに良いのか?
ヨーグルトで免疫力が高まる?
コラーゲンでお肌がプルプルに?
カルシウムで骨が丈夫になる?
グルコサミン、コンドロイチンで痛みがなくなる?
赤ワインはカラダに良いか? 酒は百薬の長か?
牛乳を飲めば飲むほどカラダに良いか?
健康になる水はあるか?
コーラなどの炭酸飲料で水分補給?
食物繊維は摂りすぎると害になるか?
一点だけ紹介しよう。
コーラ500mlの中には、角砂糖16個分の砂糖が含まれているそうだ。
表現方法を変えると、それが身体に良いものかどうかがわかるだろう。
情報を見抜く力を!
世の中には、これが身体に良い、あれが身体に良い、という情報が無数にある。
著者はそれらの情報に惑わされないように、と忠告している。
巻末に健康に関する「お役立ちサイト」を記載してあるので、気になる方は本書をご覧いただきたい。
本書は、著者がエビデンスをもとに、ひとつひとつの事についてそのメリットデメリットをわかりやすく解説している。
健康について気になる点がある方にはとても参考になる本だと思う。
最後に、あとがきにあった著者の言葉を紹介しよう。
~前半省略~ それから、仕事や打ち合わせで帰りが遅くなっても笑顔で迎えてくれる、できた妻の亜耶子、生きがいと言っても良い琴、光、翼の3人の子供たちに感謝の気持ちをこめて。 2018年1月
こんなところにも著者の人柄が表れている、そう感じた。
