【書評】『賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む 700ニキ』を読んだ感想。希代の投資家による現代を生き抜くための自己啓発本。人生を見直したい人にオススメの本。

賢者のタイミングを書評するPANDA
 
パンダ
700ニキってどちらさま?

今回の書評は『賢者のタイミング 700ニキ』だ。

ツイッターをしている人なら「700ニキ」という人物がどんな人物なのかは知っていると思うが、知らない人のために少し説明しよう。

700ニキ氏は投資家で、この名前の由来は、仮想通貨の取り引きで700枚の誤発注をし約5,000万円の損失をだしたところからついたニックネームである。ニキはアニキの意。

この誤発注の犯人は、キーボードの上を歩いた猫である。

売りで損失したわけだが、逆に買いだったら5,000万円プラスになっていたはずで、世の中本当に紙一重だと思う。神のみぞ知る、いや、猫のみぞ知る。

”こんな人にオススメ”
「挑戦しろ」
「走りだせ」
「悩むな」
「今すぐやれ」
「行動しろ」
「死ななければOK」

こんな言葉にうんざりしている人。

賢者のタイミングがオススメの理由

パンダ
何をするにもタイミングが非常に大事のようです。

すべての物事には、それがうまくいく「タイミング」があります。むやみやたらと「挑戦」したり、誰かに煽られて「行動」したりしてはいけません。それがうまくいく「タイミング」に『挑戦」や「行動」をするのです。

ここでは「Airbnb」を例に挙げているが、これが景気のいいときだったら成功していないだろう、とのこと。

不況だからこそ、少しでも収入を得ようとして他人に部屋を貸すことができるのであって、好景気のときにわざわざ他人に部屋を貸す人は少ないのだ。

どんな素晴らしいサービスも、時代やタイミングによってその結果は変わるのだ。

もう少し前にも生まれていれば、少し時代が違っていれば、というような「たられば」の言葉はよくある。

そう思ったところで現実は変わらないわけだが、だがまさに世の中はタイミング次第でどうにでもなるような仕組みになっているのだ。

がむしゃらにひたすら努力することが美化されるが、そらは間違っているのだ。

適切な努力は適切なタイミングでこそ、活きてくると心に刻もう。

本書では、タイミングの重要性、生きる上でのより良い考え方、などが学べる、自己啓発書となっている。

投資だけでなく、人生について考えさせてくれる本だ。

きっとあなたの心に響く言葉が見つかることだろう。

賢者のタイミング的、本の読み方

パンダ
成功より失敗から学ぶことのほうが圧倒的に役立ちますね。

成功したことばかり書かれている本よりも、失敗を繰り返した波乱万丈の人生が書かれている本のほうがおもしろいですし、学びや教訓をダイレクトに吸収できます。

700ニキ氏は、少しでも時間があれば本を読むほどの読書家である。

トレードの合間でも、あまり値動きしなそうなときは読書をするほどだ。

私も本を読まない日はほぼない。

多読が絶対正しいとは言わない。読む冊数が少なくても熟読精読したほうが良い結果を生むこともあるだろう。

しかし、たくさん本を読んできたからこそわかることもある

そのひとつに、学ぶべきは失敗した経験から、ということだ。

成功の要因はそのときの状況によって様々なのだ。

それこそタイミングで大きく変わってくる。

だが、失敗の要因の根源は似たようなものが多い。

大きくわけると、慢心、情報、人間関係、このあたりだろう。

戦国時代に戦で負けた武将も、ビジネスで失敗した起業家も、成績が伸びないスポーツ選手も、慢心が原因であることは非常に多い。

情報が足らなければ負ける確率は高くなるし、人間関係で失敗した人も星の数ほどいるだろう。

本を読むときは成功を真似ようとするのではなく、いかに同じような失敗をしないか、という点について考えると、あなたにとって多くのプラスを生むことは間違いない。

”本書で引用に使われている本”
「7つの習慣」
「思考は現実化する」
「ワンピース」

【書評】仕事も家庭もうまくいかない人へのオススメ本。『7つの習慣 成功には原則があった!フランクリン・R・コヴィー著』を読んだ感想。

2018.09.13

【書評】人生のすべての悩みを解決する本。『思考は現実化する ナポレオン・ヒル著』を読んだ感想。この本を超える本は存在しない。言葉一つひとつを胸に刻め。

2018.09.23

賢者のタイミング的、人間関係の悩み

パンダ
悩んでる人にとっては、その半径3メートルくらいが世界のすべてになってしまうんですよね。

人間関係に悩んで、「もう死んでもいい」と思うのは、その世界が狭いからです。

ここは人間関係に悩んでいる人にとってタメになるだろう。

例えば、いじめにあっている人はその学校もしくはそのクラス、もっと言えばそのグループがその世界のすべてと認識している。せざるを得ないと言っていいだろう。

だがそれは狭い世界しか見ていないのだ。

子供のころにいじめにあっていて、大人になった人ならわかるだろうが、過去の自分を客観的に見ることで見えてくることがあるだろう。

あのときこうしていればいじめに合わなかったかもしれない、ひとりで悩まず誰かに相談すれば良かった、と考えたりするだろう。

つらいこともあるだろう。

死にたいこともあるだろう。

どうにもならないときもあるだろう。

それでも、自分のまわりだけを世界のすべてと見ていては、ただつらくなるだけなのだ。

少し視野を広げることで、自分の悩みの小ささに気づいたり、傷みが和らいだりするはずだ。

そうすることで、未来から過去の出来事の意味を変えることもできる。

これからより良く生きようとするならば、過去のことを糧にして前に進むことができるのだ。

それが人間の長所である。

賢者のタイミング、おわりに

最後に、「おわりに」から一部を引用して締めるとしよう。

読書家だけあって、様々な本からの引用も多い。

悪い言い方になるが、自己啓発本のまとめ本とも言えるかもしれない。

何冊も自己啓発本を読めないという人には、本書はオススメだ。

より良く生きるための知恵が、この本には詰め込まれている。

「空気を読むな。流れを読め。すべてのタイミングはあなたのためにある」

パンダ
タイミングが大事。しかし備えていなければいざというときに動けないもの。日々しっかりと準備して、戦いに備えましょう。
賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む

賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む

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