
今回は、「情熱大陸」に進撃の巨人の作者諫山創が出た回をレビューしたいと思う。
こういった密着系は苦手らしく、これは貴重な映像となった。
いくつか気になる点を拾っていこう。
【格闘の日々】情熱大陸、『進撃の巨人』諫山創氏の現場に密着https://t.co/JJzkbf9D8v
番組HPには「『進撃の巨人』ついに終焉へ。」との告知を掲載。ラストネームに諫山氏が着想する現場に密着する。18日放送。 pic.twitter.com/qErQCdGddQ
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年11月12日
【梶】情熱大陸。
諫山創先生。
進撃の巨人。
エレン・イェーガー。
最後まで演じられますように。
心臓を捧げよ。
— 梶裕貴@staff (@KAJI_staff) 2018年11月18日
進撃の巨人のネームづくりに苦闘
漫画を読む人ならわかると思うが、漫画はまず絵コンテのような漫画のストーリーを考えるところからはじまる。
このネームに向き合うという作業が漫画家にとってはキツいらしい。
諫山氏はこう言っている。
今はその辛ささえ現実逃避している感じですね。
ネームづくりをしなくてはいけないが、それが辛く、その辛ささえ忘れてしまっているということだ。このあと諫山氏は仮眠をとりにいった。
進撃の巨人作者・諫山創の両親

情熱大陸のカメラは、諫山氏が地元に帰った際も密着しており、そこで諫山氏の両親が登場している。以下は諫山氏の父親が進撃の巨人について聞かれたときの言葉だ。
絵が下手。読みづらい、見にくい。
こんな表現こんな言葉こんな発想をしてるなんて親の世界から見たらわからないじゃないですか。だからゴーストライターみたいのがいるのかなって(笑)
親の心子知らずと言うが、子の心親知らず、とも言えるだろう。子どもが何を考えているかなど結局親はわからないのだ。小さいうちはわかるかもしれないが、物心つき自分で考え行動できるようになったら、もう子どもは子どもではないのだろう。
親にとってもいつまでも子どもも子どもであるため、子どもがあんなに多くの言葉を駆使して物語を紡ぐことに驚いているようだった。
「お前は漫画家にはなれん」というようなことを諌山氏は父親から言われたらしいが、父親は全く覚えていなかった。やはり親というのはそういうものだろう。親やまわりの人間になんと言われようと自分の意志を貫くものが成功する、という良い例だろう。
進撃の巨人、最終巻に言及。

番組では、ついに終焉へ、と煽っているがいつ終わるのかは明言されていない。だが諌山氏が終わりを意識して描いていることは間違いないようだ。
ちゃんと完結させられるかどうか、そこに責任を感じている。
また、編集者との打ち合わせでのやりとりも公開されていた。
編集:前からイメージはあるわけ?最終巻の。
諌山:そうですね、最終コマはこんな感じかなとか。
そして番組の中で公開されたのがこのイラストだ。ただ、諌山氏いわく変わる可能性はあるとのこと。
変わるかもらしいけど
進撃の巨人最終回のコマ…..
今後の展開が気になる….#情熱大陸 #進撃の巨人 pic.twitter.com/0o8aVFVt4x— ぴぴ子@アニゲー垢 (@kk1928kk) 2018年11月18日
