
今回は、iPhone、アクセシビリティのスピーチ機能を説明しよう。これは画面の文字を読み上げてくれる補助機能の一種だ。
読書をする時間がないときなど、耳で聴くことで隙間時間の有効活用ができる。
iPhone、アクセシビリティのスピーチ機能設定方法

では、iPhoneの画面で設定方法を紹介しよう。
順におっていけば簡単に設定できる。
まずiPhoneの「設定アプリ」をタップ。
そこから、「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」、そして「画面の読み上げ」をONにするだけで設定可能だ。



続いて「声」→「日本語」を選択すれば、声を選ぶことができる。4種類あるが、siriの声がいちばん聞きやすかったのでsiriがオススメだ。
他の声は機械的すぎる。もちろんsiriも機械的なのだが。慣れの問題かもしれない。

これで設定完了だ。
読み上げ方法は、画面上部から下に2本指でスワイプするだけ

では、実際に読み上げ機能を使ってみよう。
iPhoneの設定画面には「画面の表示内容を読み上げるには画面上部から下に2本指でスワイプします」と書かれている。
イメージを画像にすると以下のようになる。

画面の中からはじめると機能しない。また指がずれてどちらかが先に動くとロック画面になってしまう。しっかり画面の外から指2本を同時に下にスワイプしよう。ちゃんとできていれば下まで行く前にタブが表示される。
倍速はカメとウサギで調整できる
成功すると以下のようなタブが表示される。ここではkindleの書籍の画面を使用する。

記号の説明をしておこう。
「×」 閉じる、終了
「カメ」 速度を遅く
「ウサギ」 速度を速く
「⇤」 1ページ戻る
「⇥」 1ページ進む
「||」 一時停止
倍速は数値の表記がないので不明だが、おそらく「0.5×~3.5×」のあいだあたりだと思われる。カメを押せば遅くなり、ウサギを押せば速くなる、このあたりは少しシャレが効いている。

また、kindle以外の文章も読み上げ可能だ。以下はnoteであるが、問題なく読み上げすることができた。

尚、ネット上の記事等も読み上げができるが、記事の場合、更新日やSNSアイコンボタンがあり、それらも読み上げしてしまうのでどうしても聞きづらくなってしまう。
ツイッターを読み上げさせてみたが、何もかも読んでしまい、意味不明であった。気になる人は試してみてほしい。
