【書評】『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 塩田元規(アカツキ創業者)』を読んだ感想。もっと輝きたいと思っている人にオススメの本。

『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 塩田元規(アカツキ創業者)』を書評するPANDA
 
パンダ
ハートドリブンって何でしょう?

今回の書評は、『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 塩田元規(アカツキ創業者)』だ。

著者の塩田氏は、ゲーム事業で大成功した「アカツキ」の創業者である。

本書では、これからの時代の自分の感情との向き合い方や、起業においてのリアルな苦悩やよろこびなどを知ることができる。

今でさえアカツキは成功を収めたが、一時は会社がなくなるのではという状態まで追い詰められていたことがわかる。

起業を目指す人にも、勤め人として日々働く人にも、本書を読めばあなたが輝くためのヒントを得ることができるだろう。

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2019.09.01

『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 塩田元規(アカツキ創業者)』がオススメの理由

パンダ
本書を読めば、人それぞれ心のどこかを揉みほぐされていくような感覚に陥るでしょう。

多様化が進む時代は、万人に好かれようとしないことが大切だ。

あなたの人生を、見えない誰かや、世の中に合わせる必要はない。

日本人は特に人と違うということを嫌う傾向にある。

人と同じということに安心感を覚えるからだ。

ただそれは少し前までの時代なら通用したかもしれないが、多様化した時代では逆に足かせになる。

日本では「協調性」という点が重視されてきた。

もちろん協調性は大事だ。

人とうまくやっていけない人は社会性がないというレッテルを貼られて、仕事での人間関係がうまくいかないことが多くなる。

だがときとして協調性は、「個性がない」や「自己主張ができない」などと言い換えられ、どっちにしても批判されるという悲しいことが起こる。

人は人を批判したがる。

だから、あなたがどのようなことをしていたとしても、批判を受けるのだ。

人は誰もが、自分よりも行動している人が眩しく見え、自分が小さく感じてしまうため、批判することでしかアイデンティティを保てなくなるのだ。

ゆえに、批判を恐れる必要はない。

批判とはただの嫉妬であり、嫉妬は輝いている人が受けるものだからだ。

今よりもっと輝きたいと思っている人は、本書を読むことで輝くためのヒントを得ることだろう。

あなたが描く幸せにあなたは入っている?

パンダ
あなたは幸せですか?

「元ちゃん、いつも世界を幸せにするとか、周りを幸せにするって言ってるけど、その世界の中に元ちゃんは入っているの? 自分も幸せにする対象に入れてもいいんだよ。元ちゃんも幸せになっていいんだよ」

この言葉が塩田氏が会社運営がうまくいかず、心臓には常に痛みが走り、下痢も止まらず、追い込まれたいたときにある人から言われた言葉だ。

周囲の誰かを幸せにしたいと思うとき、その中にあなたは入っているだろうか?

誰かを愛しその人を幸せにしたいと思うとき、そこにあなたはいるだろうか?

人によっては、自分のことはひとまず置いておいて誰かのために生きる、という選択をする。

それは素晴らしいことだが、これはただの自己犠牲である。

自己犠牲の上に本当の幸せは成り立たないのだ。

あなたが誰かの自己犠牲によって幸せになりたいかどうかを考えてみればわかるだろう。

そんな後ろめたい思いを相手に持たせてしまっては、より良い関係は築けないのだ。

よく言われることだが、自分を大切にできない人は他人を大切にできない。

要は自分の心を豊かに保てない人に、人を豊かにする余裕などないということなのだろう。

「キミを幸せにするよ」と言った本人が、周りから見て幸せそうに見えなければ、この人が自分を幸せにしてくれるなどと思うはずがないのは自明の理である。

幸せを描くとき、周囲の人だけでなく自分をその輪に入れることを忘れないようにしよう。

自分の中の抑圧された感情の扱い方

パンダ
次の言葉は、塩田氏が由佐美加子氏から教わった言葉だそうです。

「多くの人が、自分の中に全てあっていいっていうところからスタートしていない」

要は自分の中であっても良いと思える自分にはOKを出し、そうではない自分は抑圧するということだ。

自分の中で抑圧している感情は何だろうか?

抑圧した感情は、他人がその同じ感情を抑圧できていないのを見たときに、それはまた発現するらしい。

自分は抑圧できているのに、という怒りに変わるのだ。

だがその抑圧した感情を認めることができたことで、自分の器が大きくなったと塩田氏は言っている。

あなたはどんな感情を抑圧しているだろうか。

その感情を表に出すかどうかは別として、まずはどんな感情でも自分の中にあっていいと認めてみよう。

まずは自分で自分を許してあげなければ一体だれが許してくれるだろうか。

ハートドリブン、おわりに

最後に、巻末にある著者直筆の言葉を紹介して締めるとしよう。

本書を読むことで、あなたは自分の感情を丁寧に扱うようになり、より幸せに近づくことだろう。

これからの世界で、あなたの魂と人生が最高に輝くことを願って。

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 (NewsPicks Book)

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