【時事】市長室へのシャワー室設置問題。自浄作用がない組織は役所であろうと会社であろうといつか破綻するという話。千葉県市川市村越市長のこと。

シャワー
パンダ
ガラス張りのシャワー室?

市長室へのシャワー室設置が炎上しているが、それに関連して思ったことを書いておこうと思う。

今回のシャワー室問題は市川市の村越市長は危機管理上、必要なものと言ったそうだが、それがなぜ市長室の中に設置され、しかもガラス張りなのか。それについて明確な回答をすることは不可能だろう。

職員誰でも使えるシャワー室、であれば炎上はしなかっただろう。誰もが使いやすい場所にあり、職員誰でもOKなら、日頃残業の多い公務員の人たちも助かるだろう。

現状はコロナ対応に追われているだろうし、普段も様々な案件が舞い込んできて、泊まりを余儀なくされることもあるだろう。そこにシャワー室があればなんていいだろうか。

しかし、設置されたのは市長室。
だれが一体わざわざ市長室に行ってシャワーを浴びるというのか。

ここで考えたいのは、この案件が発案され、決定され、設置されるまでの流れだ。

企業において何事もまず発案がありそこからさまざまな手続きを経て、決定される。
しかしこの流れが形だけになっている企業は多い。そこにある種の自浄作用がなければ、今回のような市長室にシャワー実際設置、みたいなおかしなことをやる羽目になる。

設置までに様々な人が関わったはずだ。まさか市長ひとりでやったわけではあるまい。ならばその過程で「これはおかしい」と思う人がいなければならないのだろう。市川市役所に真っ当な人がいないのか、それとも真っ当な人はいるが反論の予知すら与えられないのか、どちらにしても問題である。

これは企業にも言える。自分の所属する会社や団体で同じようなことは無いだろうか。一部の偉い人が決定してしたことが、明らかにおかしいのにそのまま突き進んでしまうことが。
きっとひとつやふたつ、いや、みっつやよっつ心当たりがあるだろう。

こうなるとどうなるか?

答えは簡単。

企業が疲弊するのだ。

必要と思えることなら人間は忙しくとも働けるのだ。しかし、不要と感じたことは暇であっても本来はしたくないのだ。それでもやれと命令されるから社員や職員たちは疲弊していくのだ。

それをトップはわかっていないといけない。

だが、歳をとった高齢のトップおよびトップ層はそれが理解できない。部下の気持ちがわからない、ということだ。だからおかしな決定が下されることになる。

これを繰り返すと結果、裸の王様の出来上がりである。

こうなれば企業は衰退の一途を辿る。一見、裸の王様により様々な指示が出て社内は忙しくなったように見えるが、終わってみればどれも結果にはつながらずただ無駄に人を使っただけ、という悲惨な状態になる。

これを防ぐには、部下であるあなたの行動にかかっている。裸の王様はもう服を着ることはできない。服を着るのは会社を追い出されるか引退するときだ。

シャワー室の例で言えば、まず市長から誰かが指示を出されたはずだ。秘書なのか、建築課なのか、総務課なのかわからないが、係長やら課長やら部長がいるのだろう。

そこで誰か反論しただろうか。「市長室への設置は問題になりますよ」と。

言ったかもしれないし言ってないかもしれない。結果はシャワー室設置になったが、ここに行くまでに誰かがどうにかして止めなくてはいけない案件だったのだ。これが世間からバッシングを受けると言うことの警戒感が役所内に会ったのだろうか。完全なる市長の独裁なのだろうか。

あなたの会社はどうだろう。
一部の者による独裁状態になって居ないだろうか?
それが会社を疲弊させているということに気づいているだろうか。

裸の王様は少しでも早く引き摺り下ろさなければならない。

最後に、市長自らこんなツイートをして煽っている始末。
議会で撤去する方向に決まったらしいがはてさてどうなることやら。

パンダ
ガラス張りにしてほしいのは市政であってシャワー室ではない。