【海外ドラマ】『チェルノブイリ』をAmazonで観た感想。3.11東日本大震災を経験した日本人にこそオススメしたい作品。当時の原発事故の惨状を超リアルに再現。

チェルノブイリをレビューするPANDA
パンダ
チェルノブイリで原発事故があったことは知っていると思いますが、その理由ご存知ですか?

今回は、海外ドラマ『チェルノブイリ』をAmazonで観た感想を述べたいと思う。

チェルノブイリで原発事故があったことは多くの人が知っていることであろうが、ではその理由をあなたはご存知だろうか。

事故のことは知っていてもその原因を知らない人は多いのではないかと思う。

そんな人にはこのドラマがオススメだ。

また3.11を経験した我々日本人は特に観ておかないといけないドラマだと思う。

あの大地震と原発事故を経験した日本人だからこそ、チェルノブイリの当時の悲惨さが自分のことのように感じることができるだろう。

他の国の人間では感じられない感覚を味わえるはずだ。

海外ドラマ『チェルノブイリ』あらすじと観るべき理由

簡単にあらすじを書いておこう。

1986年4月26日、ソビエト連邦のチェルノブイリ電子力発電所で爆発が起こる。時間は第1話のタイトルにあるように爆発があった時間は「1時23分45秒」である。現場監督であり副技師長が部下に対し、現場を確認するよう指示をする。また消防士は出動命令を受け、現地へ向かう準備をしていた。周辺住民は燃える原発を眺め、消防士の妻は夫を案じ、政治家たちは対応に追われ、科学者は真実を明らかにしようとする。

このような様々な視点から原発事故を描き、当時の状況を忠実に再現している。

第1話から、このドラマを象徴する言葉を引用してみよう。

人々の関心は〝誰が英雄か〟ではなく〝誰が悪いのか〟だけだ

このような大規模な事故が起きたとき必ず出てくるのが、正義と隠蔽である。

自分たちの立場を守ろうとする人間は事故をなんとか隠蔽できないかと模索する。

科学者など正確な知識を持ち合わせた人間は、人命を考え真実を明らかにしようとする。

この正義と隠蔽の対立が本作でも描かれている。

どんな政治的局面でもこの対立は必ず起こる。

それは人間が自分自身を守ろうとする本能によるものだと思う。

だがその隠蔽により多くの人命が失われたことは本作を見ればわかる。

正義にのっとり適切な対応をしていれば、チェルノブイリでの犠牲者は減らすことができたことは確実だ。

しかし当時のソビエト連邦政府はそれができなかった。

原発事故は自分たちから世界に公表したのではなく、他国に気づかれたから已む無く公表したのだ。

最初の話に戻すが、あなたはチェルノブイリ原発事故の原因をご存知だろうか?

3.11のように地震や津波が原因ではないのだ。

細かくは書かないが、予想以上に人員的なミスと思惑がからんで事故につながっているのだ。

それが国の体制のせいと言えばそれまでなのだが、それにより一体何人の命が犠牲になったというのか。

私たち日本人は大地震を経験した立場であり、原発事故の恐怖も知っている立場であるため、このチェルノブイリの事故に関しては憤りを感じずにはいられないだろう。

それでも目を背けず観てほしい。

なかには死ぬことがわかっていて、国のために身を捧げる人も出てくる。

これを観て私たちは何を感じ、何を思えばいいのだろうか。

それを一人ひとり考えてみることが重要なのだと思う。

最後にある人物の台詞を引用して締めるとしよう。

「私は捨て石にされる程度の男だったのだ。重要人物になろうとしたが、ただの脇役にすぎなかった」

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