【書評】『部下を育ててはいけない 田端信太郎』を読んだ感想。オンラインサロン塾長が仕事のできないダメな上司を一刀両断。勤め人全般におすすめの本。

部下を育ててはいけないの書評
パンダ
部下を育てなかったら一体上司は何をすれば?

今回の書評は「部下を育てては行けない田端信太郎」だ。

内容は、上司と呼ばれる部類、特に中間管理職にあたる役職の人向けであるが、部下と呼ばれる立場の人にとっても参考になる内容になっている。

本書を読んでダメな上司とイケてる上司の見分けに使うと良いだろう。

【書評】ZOZOの室長が吠える!会社の奴隷解放宣言!『ブランド人になれ! 田端信太郎著』を読んだ感想。(オススメ本)

2018.07.17

今回も田端氏らしく熱く熱く上司に向けてメッセージがてんこもりである。

コロナの影響で色々変化があったが、それに関する一文を引用しよう。

なかでもその存在意義が問われているのが、部長や課長などの中間管理職だ。

さぁ、上司は心して本書を紐解こう。

部下を育ててはいけないがオススメの理由

会社組織における上司の支持率はどうかというと、支持率が50%を切るようなら全然ダメで、80〜90%でやっと合格、というのが私の持論だ。

パンダ
合格な上司は日本にほぼいないのでは??

田端氏によれば、上司は部下からの支持率は80%以上はなければダメと一刀両断している。

さて、あなたの支持率は何パーセントだろうか。

これで言えば内閣支持率は50%もいかないのが普通であるから、まったく話にならないということになる。

たしかに会社内や取引先を見ても、支持率の高そうな上司というのはあまりいないように思える。それは皆さんも同じように感じたのではないだろうか。ウチには80%支持されてる上司なんていねーよ、という具合に。

投票などするわけではないから、実際に支持率が何パーセントあるのかはわからないものだが、だいたい見ていればわかる。その感覚が大事なのだろう。

あの上司はみんなから支持されている、という雰囲気をいかに作れるかにかかっているだろう。

ただ、いかに部下の支持を得るか、その方法は注意が必要だ。

誰からも好かれようとして部下に媚を売るような上司ではダメだ。

その方法については本書でチェックしてほしい。

パンダ
次の引用は少し意外でした。

給料アップよりも客単価1万円のレストランに行って
みんなで一緒にご飯を食べる方がより一層団結力が高まり、いざという時に、踏ん張りが利くチームができる!というのが私の新年だ。

田端氏であれば、無駄な飲み会や食事会なんか行くなと言いそうだが、そうではなかった。

団結力を高めるには、一緒に食事したり酒を飲んだりすることは距離を縮める上でも大事なことなのかもしれない。

ただその会自体が目的となってしまっては、ただのタダ酒になってしまうので意味はないだろう。

あくまで会社の業績を伸ばすための会、という意識は参加者全員が持たなければならない。

あるひとつの同じ目的がしっかりしている組織であれば、食事会などは効果があるだろうが、そもそも目的も共有できていない組織ではまったく意味をなさないと個人的には思っている。

また、ここれは給料アップか、レストランか、という比較だったが、一般人の感覚であれば、給料アップを望む人も多いだろう、と付け加えておく。

パンダ
もうひとつ引用します。これは時代関係なく不変のルールかもしれない。

テレワーク時代の上司道の基本は「性善説」で部下と接することだ。

コロナにより世界は変わった。仕事の仕方も変わっている。

そのなかでテレワークは今後、当たり前になるだろう。誰も会社にはいかずすべて自宅など好きな場所で仕事ができるようになる。

このときに大事なのは信頼だと田端氏は言う。

テレワークで仕事がスムーズになるかと思いきや、呼んだら何秒以内に出ろ、など意味のわからないルールを作る上司がいるそうで。

そうなるとその上司は部下を信頼していないことになる。言わずとも信頼していないということは必ず伝わるもの。

これはテレワークであろうが、高度経済成長時代であろうが、本来は信頼が土台になければならないのだ。

常に監視しているような職場では、人は最大限のパフォーマンスを発揮することはできない。

あとは任せた、責任は取る、という気概のある上司がいないと部下は育たないものなのだ。

「性悪説」を持っていてもいいが、表向きは「性善説」で人と接することが結果的には部下を育てることになり、且つ、自分に有益をもたらすことになるのだ。

おわりに

このほかにも田端氏からの熱い言葉に満ちた内容の濃い本である。

部下との関係に悩んでいる上司は必読である。

以下の引用は読んでいて「?」となったところだ。文章の構成が「???」となった。

引用は原文のままである。気になったのは私だけかもしれないが。。。

私がリクルート時代、創刊に深く関わったフリーペーパー『R25』は首都圏全域に、買えば300円くらいする、内容が充実した週刊誌クオリティの紙メディアを、無料で60万部、週刊で配布しよう、というまったく新しい試みだけに、取締役会が創刊こゴーサインをなかなか出さずにいた。