【書評】「死ぬこと以外かすり傷(死ぬカス) 箕輪厚介著」を読んだ感想。今話題の編集者が圧倒的熱量を届けるオススメ本!

 
パンダ
この箕輪ってヤツ、絶対バカだ。

この本は、やる気を出そうと思っても出ない人、突き抜けようと思っても突き抜けられない人、尻に火をつけてほしい人におすすめの本だ。

著者の箕輪厚介は出版社に勤める編集者である。

ただ最近は、会社に属しながら外でも稼いでいるそうだ。その額、給与の20倍とのこと。

編集者なのにこんなこともしている。

さあ、箕輪厚介が気になったら、内容を見ていこう。

死ぬカス的、トラブルに身を投げろ!

パンダ
やっぱ、この箕輪ってヤツやばいぞ。

まず、箕輪厚介という男がどんな男なのかを見ていこう。高校生のとき、スペインへ一人旅に行ったとのこと。この時点で変わっている。そのスペインでパスポートを失くしたというトラブルを経験している。

また、大学時代に行ったインドでは命の危機に陥った。

大学時代に出かけたインドでも、僕は混乱の中にいた。土産物屋を装った店に巧妙な手口で誘い込まれ、「宝石を買わないとここから出さないからな」と小部屋に監禁されてしまったのだ。気が遠くなるほど暑い部屋で、「コーラを飲め」と言われた。
「見知らぬ人に渡されるドリンクには睡眠薬が混ざっている」と『地球の歩き方―インド』には書いてあった。「飲め」「飲まない」を何度も繰り返し、いったい何時間軟禁されていただろうか。「このままだとマジで殺されるかもしれない」。そいつを必死で押し倒し、全力で脱走した。今思えば相手の体は痩せっぽちで最初から力づくで脱出すればよかった気もする。しかし当時は足をガクガク震わせながら、命からがら逃げだした。

こんな経験をした人物なのだ。この箕輪という男は。とにかく無鉄砲という言葉が似合う男である。無鉄砲だから死にかけたのか、死にかけたから無鉄砲になったのか、どちらかは不明だ。卵が先か鶏が先かの話で、考える価値のない問題かもしれない。

とにかく箕輪厚介は、無鉄砲でバカということだ。

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2018.06.04

死ぬカス的、言ってはいけないことを言ってしまえ

パンダ
新人研修って退屈だよな。

これは著者が双葉社に入社したときの話だ。新入社員全員を対象としたマナー研修があったそうだが、しょっぱなからやらかしている。このマナー研修について、「反吐が出る」と語っている。

研修は一応受けたらしいが、研修後に提出する日報でやらかした。その内容は次のとおり。

「マナー研修というのは名ばかりのただの茶番劇だった。内容を事前に確認してから受講するか決めるべきだ。高い参加費を払い、大勢の社員を丸一日拘束することにはまったく意味がない。こんな無駄なことは来年からやめたほうがいい」

このように日報に本当に書いて提出したらしい。こんなことをするヤツが本当にいるとは信じがたい。

あなたの会社でもし、会社が行った研修についてこんなことをいったらどうなるだろうか。まずとんでもないことになるだろう。そもそもとんでもないことになることがわかっているから、そんなことを思ってもいわないし書かないのが普通だろう。

で、案の定、局長室に呼び出され、信じられない勢いで怒られたらしい。まあ、そりゃそうだろう、という話ではあるが、そのへんのブレーキが効かないのが箕輪という男らしい。

あなたはこんな風にブレーキ踏まずに生きることができるだろうか。

おそらくこれを読んで、特に勤め人は「うらやましい」と思ったのではないか。自分の意見をストレートに伝えることができるということは、今や特異能力である。誰もがそのような気持ちは持っていても、いつかそれを忘れ従順に働くようになる。するともう自分という「個」はどこかにいってしまうだけだ。

あなたにはまだこの特異能力が残っているだろうか。日々の仕事に埋もれてしまったその牙はまだ錆びついていないだろうか。まだその牙が使えるなら使えるうちに研いでおいたほうがいい。そして懐に忍ばせておこう。

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2018.07.02

死ぬカス的、意識くらい高く持て

パンダ
オイラは意識高い系です。

NewsPicksを読んだり講演会などに通っている人を「意識高い系」と揶揄する人がいる。しかし僕は「意識くらい高く持て」と言いたい。世の中の最前線で起きている動きに、五感を研ぎ澄ます。意識のアンテナを4本バキバキに立てっぱなしにしているだけで、リスクを未然に回避できる。ピンチをチャンスに変えられる。

「意識高い系」を揶揄する人というのは、「意識高い系になり損ねた人」なのではないか、と思っている。そうでなければ、「意識高い系」を非難する理由がないからだ。自分ができないことを人ができているから責めているということになる。

これほどみっともないことがあるだろうか。ならば何もしらずバカになって、「意識高い系」をただただ称賛するほうが100倍すばらしい。

この世の中では、意識が高い人が突き抜けるようになっている。意識が高いからこそ何かを成し遂げるのだ。意識が高くなければ決して成功はしない。それがわかっていれば、人を揶揄するヒマなどないはず。今できることをすべきなのだ。

それが著者の言葉、「意識くらい、高く持て」の中に込められている。

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2018.06.19

死ぬカス的、社員を奴隷にする会社は捨てろ

パンダ
勤め人たちよ、この章に歓喜せよ。

この章はいかにも勤め人がよろこびそうな章である。まず著者の考え方を見てみよう。

公務員ならいざ知らず、一般の民間企業が社業規則で副業を禁止するのは、意味が分からない。法律ではそんなことはどこにも定められていない。会社が社員の人生を丸ごと面倒見てくれるわけではない。いつ潰れるかも分からない。そんな不確かな組織に、就業時間外のプライベートな時間まで縛る権利があるわけがない。

おっしゃるとおり、というところだろうか。

おそらく「副業」というのは今後更に拡大していくだろう。そのうち「副業」という概念すらなくなり、皆が複数の仕事を持ち、働く時代が来るかもしれない。

副業を禁止する経営者の思考というのはどういったものだろうか。副業のせいで本業がおろそかになっては困る、だろうか。副業をしていたらいつしかそっちが本業になってしまうのではと危惧している、のだろうか。

副業のせいで本業がおろそかになるということは実質ないと考える。副業がうまくいけばそれだけ潤うわけだから、それが本業にプラスの影響を与えるのは必然だ。

副業が本業になってしまうということを危惧している、という点については十分あり得る話だろう。しかし、引き抜かれたことが問題ではなく、引き抜かれるような会社であったことが問題なのだ。

何も起こらずただ過ごしていたらその会社は遅かれ早かれ潰れるだろう。それだけ魅力がないからだ。だからそれに気づくことが大切だ。

誰かが副業を本業にしたと耳にしたら、自分の会社の魅力度を上げていく努力を経営者はしなければならない。頭が固く変化を起こせないような経営者であるなら、その会社ごとなくなってしまえばいい。

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2018.06.27

死ぬカス的、今やれよ!

パンダ
今やれ? 何を?

幻冬舎のアルバイトの子に、著者が将来何がしたいか聞いたら、編集者、と答えがかえってきたから、「じゃあバイトなんかやめて今やれよ」と答えたらしい。

今やれとはそういうことである。やりたいことがあるのに他のことをやっているという状態が著者は気に食わないようだ。

人の何十倍努力しろ、と言うけれど、人間はみな平等に24時間しか持っていない。では、どこで差がつくか。それは「昨日までできなかったことをできるようにする」ということを日々積み重ねることだ。昨日と同じコピー取りを今日も繰り返していたところで成長はない。今はSNSでもオンラインサロンでもチャンスに触れる機会は5年前に比べ段違いに増えた。時間は有限だ。人はすぐ死ぬ。だから「今やれ」。

圧倒的な量をこなし、圧倒的な努力をしている著者だからこそいえる言葉であろう。本書を読めばわかるが、著者の働き方、仕事の進め方ははちゃめちゃだ。見城徹など、そのまわりにいる人間もはちゃめちゃだから誰も止める人がいない。こうなればあとは箕輪厚介の独壇場だ。

同じことを繰り返している人は成長しない。あなたの会社でまわりを見回してみよう。毎日毎日同じことを繰り返している人がどのくらいいるだろうか。ほぼすべてであるなら、その会社からは逃げたほうがいい。逃げられないのであれば、せめてあなただけでも「昨日までできなかったことをできるようにする」ということを意識するべきであろう。

ホリエモンいわく、著者の箕輪氏は「1週間単位で成長している」とのこと。

そんな人が「今やれよ」といっているのだ。今やることが大事なのは明白ではないか。

死ぬこと以外かすり傷、おわりに

この本の熱量が伝わっただろうか。ここまでの熱量を感じた本ははじめてかもしれない。

あなたもこの本を読めば、心に火がつくのを感じることができるだろう。もしくは尻だ。尻に火がついた人間は強い。誰よりも早く走ることができるから。

「バカ」という言葉も著者にとっては、ある種の称号なのかもしれない。

では最後に「おわりに」から著者の言葉を引用して終わりにしよう。

リスクなんてない。すべての成功も失敗も、人生を彩るイベントだ。未来は明るい。バカになって飛べ!

パンダ
さあ、みんなで箕輪に続け! バカになろうぜ!
死ぬこと以外かすり傷

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2018.07.17