【書評】『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった 鴨頭嘉人 改訂版』を読んだ感想。ユーチューブ人気講演家の代名詞と言える著書。成長したい人にオススメの本。

「人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった 鴨頭嘉人」書評
パンダ
せーの、、、いーね!

今回の書評は『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった 鴨頭嘉人 改訂版』だ。

今やユーチューブの登録者数が100万人を超えた人気講演家、鴨頭嘉人氏の代名詞と言える著書である。

部下の教育に悩んでいる人や、これからもっと成長したい、と思っている人にオススメの本である。

まず一文を引用しよう。

向いていない仕事なんてない。そこから逃げる自分がいるだけだ。

『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった 鴨頭嘉人 改訂版』がオススメの理由

パンダ
マクドナルドでの具体的なエピソードが盛りだくさんです。

ある日、アルバイトの鴨頭くんは仕事をズル休みしました。次の日出勤すると……。さて、どうなったでしょうか。

「これ、初日にトレーニングしてくれた川内くんが渡しておいてって。2日目も鴨頭くんを担当する予定たったから、初日にやったことを復習できるようにまとめたものと、次のポジションのトレーニング用のメモを作ったんだって」(以下省略)

こんなふうに言われたら、もう何も言えなくなるだろう。

実際鴨頭氏もこのとき、自分が恥ずかしくなったと書いている。ズル休みしたのは本当でその理由は麻雀だったのだ。

このときの川内くんの対応は、今の鴨頭氏を作るきっかけになったのでは、とも思った。

仮に、ここで、「なんで昨日休んだ? 甘えてんな」とでも言われたなら、どうだろうか。今後もがんばろうと思うだろうか。もしかすると早い段階でアルバイトの鴨頭くんは辞めていたかもしれない。

こんなひどいことを言われた経験がある人は意外と多いのではないか。世の中、人の気持ちを考えない上司先輩というのは多いものだ。

だが、入ったばかりの鴨頭くんを信じて、メモを作成してくれたなど知ったら、もう頑張る以外に方法はないだろう。

そこから鴨頭くんは、「すべての仕事には責任がある」と思うようになり、アルバイトであっても責任を感じて仕事をするようになったという。

最高の報酬はお客さまの笑顔

パンダ
誰の目を気にして仕事してますか?

仕事の本当の評価者は、上司ではなくお客さま

どんな会社でも評価は上司がやるもの、これが当たり前だが、本来はお客様からの評価がその人の本当の評価なのだろう。

この言葉はそれを思い出させてくれる。

どうしても上司に評価されるという思いがあるから、お客様ではなく上司優先になってしまうことは多いだろう。

しかし、利益はお客様から得ているものであることから、お客様の声を無視することは利益を無視することになるのだ。このような間違いをしている人、会社は多い、いや、ほとんどだろう。

だから、よくわからない間違いというのが起こるのだ。

客観的に見たら、なんでそんなことしたの、と思うようなことでも、お客様ではなく上司の顔色ばかりうかがっていたら、間違う可能性は高くなる。なぜミスを報告しなかったのか、というような事件が起こったりすることもあるが、これはお客様ではなく上司の顔色ばかり見ているから、言えなくなるのだろう。お客様第一であるならば、ミスは即報告することが当たり前のことなのだが、その前提が崩れると人は判断を見誤る。

メンターとの出会いこそが、自分の人生を輝かせる

パンダ
メンター??

メンターとは、指導者や助言者という意味だが、本書での使い方を見るとこう言いかえたほうが適切だろう。

「自分の人生を変えるための指針を示してくれる人」

あなたにはそのような人がいるだろうか。

鴨頭氏にとっては、その当時営業部長だった藤本孝博氏、通称ボスである。鴨頭氏のユーチューブを観ている人ならわかると思うが、しょっちゅうこのボスのエピソードが出てくる。関西弁で言葉遣いも乱暴で金髪で、よくこんな人マクドナルドにいたな、という風貌の持ち主である。

鴨頭氏はそのボスから数々の言葉を投げかけられている。そのひとつを引用しよう。

「ええか嘉人。世の中にはな、99対1になったとしても、その1が正しいこともなんねんぞ」

会議で四面楚歌の状態に陥った鴨頭氏に、ボスが言ってくれた言葉である。この言葉で鴨頭氏は自信を持つようになり、自分の信念を曲げずにいられたのだ。

あなたのはこのようなメンターはいるだろうか。

いなくてもボスの言葉を参考にすれば良い。本書でもユーチューブでもボスのエピソードはたくさん紹介されている。ときにはおもしろおかしく。

さいごに

最後に本書で紹介されているマクドナルト創始者のレイ・A・クロックの言葉を引用して締めるとしよう。

「君が未熟でいる限りは成長できる。成熟したとたんに腐敗が始まる」

【書評】『自己肯定力 そんなことで私の価値は変わらない 鴨頭嘉人』を読んだ感想。師匠は自分の息子、子どもを持つ親にオススメの本。

2020.01.18