【書評】生き方に迷ったときはこの本。『生き方 人間として一番大切なこと 稲盛和夫著』を読んだ感想(オススメ本)

『生き方 人間として一番大切なことを書評するPANDA
 
パンダ
生き方……、重いタイトル。

今回の書評は「生き方」である。著者はご存知、あの稲盛和夫氏だ。

稲盛氏が一貫して言っていることは「利他の心」だ。

まず、プロローグから著者の思いを引用してみよう。

私は本書の中で、人間の「生き方」というものを真正面からとらえ、根幹から見据えて、思うところを忌憚なく説いてみたいと思っています。生きる意味と人生のあり方を根本から問い直してみたい。そうしてそれを時代の急流に打ち込む、ささやかな一本の杭としたいと考えています。

生き方、考え方を変えれば人生は180度変わる

パンダ
考え方を変えるだけで人生が真逆に進むのでしょうか

人生をよりよく生き、幸福という果実を得るには、どうすればよいか。そのことを私は一つの方程式で表現しています。それは、次のようなものです。

人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力

つまり、人生や仕事の成果は、これら三つの要素の掛け算によって得られるものであり、けっして足し算ではないのです。

この式を見れば一目瞭然だが、どれだけ能力があっても熱意がゼロなら結果はゼロにしかならない。能力に差があるのはしょうがないことだが能力がゼロの人はいないと言っていいだろう。ゆえに結果を出すには、熱意と考え方が重要ということだ。

この中でいちばん重要なのは、考え方であってこれにはプラスもマイナスもあるとのこと。どれだけ能力に恵まれ、熱意があったとしても、考え方がマイナスであるなら、答えはマイナスにしかならないのだ。

健全な物の考え方というのはとても重要ということ。

【書評】仕事も家庭もうまくいかない人へのオススメ本。『7つの習慣 成功には原則があった!フランクリン・R・コヴィー著』を読んだ感想。

2018.09.13

心に描いたものが実現するという宇宙の法則

パンダ
宇宙の法則なんて本当にあるのでしょうか?

人生は心に描いたとおりになる、強く思ったことが現実となって現れてくる――まずはこの「宇宙の法則」をしっかりと心に刻みつけてほしいのです。人によっては、このような話をオカルトの類いと断じて受け入れないかもしれません。しかし、これは私がこれまでの人生で数々の体験から確信するに至った絶対法則なのです。

このあたりの話は、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」にも通ずるところがある。まずはイメージし、それを強く念じる。そうすることで自分の目標が形作られるということだ。

ダメかもしれない、どうせ失敗する、そう思っていたものが形となったことはあるだろうか。もしかすると偶然が重なり、成功へと結びついた例はあるかもしれない。

しかしほとんどの人がそんな経験はしていないだろう。ダメだと思ったらダメで、失敗すると思ったら失敗する、これが現実だと多くの人が身に沁みて知っているはずだ。

稲盛氏いわく、「偉大なものの意志」がこの宇宙には介在しているということだ。

【書評】人生のすべての悩みを解決する本。『思考は現実化する ナポレオン・ヒル著』を読んだ感想。この本を超える本は存在しない。言葉一つひとつを胸に刻め。

2018.09.23

利他の心で生きる

パンダ
利他とは?

「利を求むるに道あり」という言葉がありますが、利潤追求はけっして罪悪ではない。ただし、その方法は人の道に沿ったものでなくてはならない。どんなことをしても儲かればいいというのではなく、利を得るにも人間として正しい道を踏まなくてはならないと、商いにおける倫理観の大切さを説いています。

昨今の日本では、不正と呼ばれるものが増えている気がする。それはただ単に自分の利益を追求した結果であることが多い。何かを守るために嘘をついたことがあとあとになって信頼を失うことにつながる、そういった例も多く見てきた。

儲かるだけ、それでもいいのかもしれない。ただそれが長続きするかはわからない。

会社である以上、儲かることができなければ存続することができない。利益を追うことは悪いことではない。

わかってはいるが、それでも利益は必要と多くの人が思っているだろう。そしてここで利他の心が大事、と説いたとしても、それでも利益を追うことはやめることはできない、そう思う人もまだまだ多いだろう。

おそらく近視眼的ではダメなのだ。長期的に見て行動することができなければ、本来の意味での「利他の心」を持つことは叶わないのだろう。

あなたは自分のことより他人を優先して考えることができるだろうか。

人間は本来、自分のために生きる生き物だ。涙を流しているときさえ、誰かに同情しているのではなくその場面に遭遇した自分を憐れんで泣いているとさえ言われている。

それでも誰かにために、そういう想いを持って人と接することで、その相手はあなたに対して心打たれ、心を開くのだと思う。

まずは小さなことからはじめてみてはいかがだろうか。

おわりに

おわりに「あとがき」から著者の言葉を引用して締めるとしよう。

本書の執筆を終えたいま、私は満ち足りた思いに包まれています。それは、自分の考えを過不足なく語り尽くしたという充足感がもたらしてくれたものかもしれません。

パンダ
さあ、稲盛氏の語り尽くしたという内容を知りたければ本書を読みたまえ。
生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと

稲盛和夫
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2018.10.02