【書評】「刑務所わず 堀江貴文著」を読んだ感想。これから刑務所に入るつもりの人へのオススメ本(そんな人いないか)

「刑務所わず」を書評するパンダ
 
パンダ
刑務所の中、ヤバいヤツばっかりじゃんか。

この本はホリエモンが刑務所にいたときのことをおもしろおかしく綴った、収監エッセイである。

文字だけでなく漫画でも描かれており、非常に読みやすい本だ。

刑務所内でも執筆をしていたが検閲があるため内容に制限があったため、伝えたいことを伝えきれなかったらしい。

この本は刑務所を出てから書かれたもののため、いまどきの刑務所事情をリアルに描いている。

刑務所内でのあだ名は「社長」

ホリエモンは刑務所内で、「社長」というあだ名で呼ばれていたそうだ。

以下は漫画から抜粋。

他の受刑者「ここは社長の意見を」
ホリエモン「オホン。えー特食のお菓子の件ですが……。私は断然ブルボンを推したい!」
他の受刑者「さすが社長!異議なし!」

そして早速給食会議でのブルボン推しの成果が。

(ブルボンを食べるホリエモン)

なんという充実感……。

パンダ
なにこのやりとり(笑)

前歯が折れた真相

そして中には、変わった人たちばかりが収監されていた。

ここに書きたくもないようなことをした受刑者もいた。

受刑者の中に「かまってちゃん」と呼ばれる受刑者がいたらしく、その人のせいでホリエモンの前歯は折られてしまったらしい。

こちらも漫画から抜粋。

かまってちゃん「洋服直してくれよ! なんで曲がってるんだよう!」
ホリエモン「ちょ、何すんだ」

細かいことですぐキレる男だった……。

かまってちゃん「ギャー!」

バコッ。

こんな感じで殴られて歯が折れたとのこと。

パンダ
刑務所こわ。

刑務所の中で流された映画

刑務所内でもテレビや映画を観ることができたという。

さて、刑務所の中で流された意外な映画は何だと思うだろうか。おそらく当てられないと思う。

答えは、

「名探偵コナン」である。

「犯人はお前だ!」って刑務所にいるのはみんな犯人だよ。

これは流す映画を決める人が、よほどのユーモアのある人か、もしくは悪いことしたら必ず捕まるよというメッセージを伝えたくて真面目にコナンを選択した、かのどちらかだろう。

パンダ
犯人はお前だって、誰を指差しても当たりというイージーゲーム(笑)

おわりに

刑務所の本というのは多くが陰鬱だったり真面目だったりというものが多いため、この本ではあえて刑務所をコミカルに描いたとのこと。

刑務官も受刑者も人間であり、彼らの必死さも伝えたかったと、ホリエモンはいっている。

最後にホリエモンの言葉を引用しておわりにしよう。

もちろん、刑務所には入らないのがベストだろう。それには異論はない。が、本当に自信を持って一生入らないと断言できるだろうか?ほんのちょっと人生の歯車が狂っただけで入ってしまうような所なのではないか、というのが私の実感なのである。だから、刑務所の実態を淡々と伝えていく本書にはそれなりに価値があるのではないかと考えている。

パンダ
ちょっと楽しいそうだったな。いやいやダメダメ。(ブンブン首を振る)
刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 (文春文庫)

刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 (文春文庫)

堀江 貴文
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【書評】人生で大切なことは塀の中で教わった。『東大から刑務所へ 堀江貴文×井川意高 著』を読んだ感想。

2018.06.19