【書評】『異端のすすめ 強みを武器にする生き方 橋下徹』を読んだ感想。他人に振り回されず思い通りの人生を生きる50の教え。仕事で突き抜けたい人にオススメの本。

『異端のすすめ 強みを武器にする生き方 橋下徹』を書評するPANDA
 
パンダ
異端になることはみんな恐れますよね。

今回の書評は『異端のすすめ 強みを武器にする生き方 橋下徹』だ。

著者は誰もが知っているであろう元大阪府知事元大阪市長の橋下徹氏である。

異端の意味を引いてみよう。

”異端(いたん)”
その世界や時代で正統とする信仰や思想などから、はずれていること

橋下氏ほど「異端」という言葉が似合う人は他にいないかもしれない。

普通の人であれば正統と言われる道からはずれることは避けることが多いだろう。

本書では、橋下氏が今までどのように考え、行動してきたかが書かれており、仕事においてもっと突き抜けたいと思っている人は大変参考になる本だと思う。

まずは一文を引用してみよう。

僕自身、これまでの人生を振り返って、強く印象に残っている瞬間というのはすべて、「最大限の熱量を持って、行動したとき」です。

あなたが最近、最大限の熱量を持って行動したのはいつだろうか?

それでは中身を見ていこう。

【書評】『実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた 橋下徹』を読んだ感想。人心掌握、課題解決、マインドセットなど勤め人にオススメの本。

2019.06.16

『異端のすすめ 強みを武器にする生き方 橋下徹』をオススメする理由

パンダ
多くのことを成し遂げてきた人だから、説得力がありますね。

本書を読めば、あれだけ政治で目立ち活躍した橋下氏が、どのように考え行動していたのかを知ることができるだろう。

おそらく橋下氏は計算高いのだと思う。

すべての行動を理論的に考え、どのように行動すればどのような結果や評価となるかをある程度計算しているのだろう。

もちろん感情的に動くことも人間なのだからあるだろうが、本書を読むと氏のしたたかさのようなものが垣間見える。

あえて悪役を演じてきたような場面もあったはずだ。

自分が描いたゴールにたどり着くにはどうすべきかを常に逆算して考えてきたのであろう。

何事も終わりから考えなければ、今すべきことというのは明確にならないもの。

仕事や勉強で突き抜けられない、と悩んでいる人は学ぶことが多い本だと思う。

チャンスをつかみたいと思うのなら、日ごろから行動すること。圧倒的な量をこなしながら必死に突き抜けようと、もがき続けること。

あなたのまわりにチャンスは落ちているだろうか。

ないのならばまだ行動が足りていない可能性がある。

よく、量より質と言われるが、それはある程度の量をこなした人だから言えることだ。

最初から質を求める人は良い仕事はできない。

なぜなら質を高めるには圧倒的な量が必要だからだ。

職人を見ればあきらかだ。

いきなり人々を感動させるような品物を作れた人はひとりもいない。

長いあいだ試行錯誤しながら量をこなした結果が質に結びつくのだ。

何はともあれ、自分ができることのなかで量をこなしていくということが自分が手っ取り早くレベルアップする方法なのである。

努力を一番の目的にしてはいけない

パンダ
量をこなすことは大事だけど、努力が一番の目的になってはいけない?

努力至上主義に陥ってしまうと、目的と手段を混同し、手段の努力をすることがいつのまにか目的になってしまいます。

前項にあるように量をこなすことが大事だが、ここでは努力至上主義になるのはダメ、要は量をこなすことが目的になってはダメ、と言っていいだろう。

起業でよくあるのが、より良いサービスを提供することが目的だったはずが、いつの間にか会社を大きくすることが目的になっているという状態だ。

質をあげるために量をまずこなしていくことは問題ないが、量をただ積み重ねるために量をこなすのは、目的がどこかへ行ってしまっているからダメなのだ。

そのような量の積み重ねでは、良い結果は生まれないだろう。

何事も目的が明確でなければ、どこに向かっていけばいいのかがわからなくなる。

設計図のない状態でビルを作ろうとするほど、無謀なことなのだ。

これは考えることが苦手な人によくある傾向のような気がする。

物事を検証しながら進めていくにはある程度の知識と思考力が必要になるが、ただ量をこなすだけであれば時間さえあれば誰でもできる。

そのほうが楽でもあるのだ。

機械的に何か作業をしているほうが、思考を使う作業より格段に楽なのだ。

だがそれでは良い結果は生まれない。

努力至上主義ではなく、あくまで結果至上主義のなか、そこに向かって量をこなすという意識を持たないと、一体何のための努力なのかがわからなくなる。

そのうち誰のためにやっているのかという疑問が生まれてしまい、長続きしないことになる。

目的と手段、質と量、このバランスを間違えないようにしないと突き抜けることはできない。

目の前の人間関係は永遠ではない

パンダ
人間関係、ときには疲れますよね。

職場の人間関係がすべてではないし、その人間関係ですら今後、永遠に固定されるものでもない。

この項目は人間関係に悩む人に読んでもらいたい。

人間関係が辛いと思ってしまう人の共通点は、今の人間関係がこの世界のすべてだと思ってしまうことにある。

本来世界は広いもので、ある特定の人間関係が永遠のわけはないのだ。

だが狭い世界しか知らない人たちは視野を広げることができない。

これは特に子どもに多いだろう。

だから悲しいことが起こったりする。

子ども時代の人間関係など、将来においてはほとんど意味がないものなのだが、子どもにとってはその小さな世界がすべてでそこ以外では生きられないと思ってしまうのだ。

子どもの意識が変わればいいが、すべての子どもが簡単に意識を変えられるわけはないから、周囲の大人の手助けは必須だろう。

人間同士、必ず合う合わないがある。

すべての人間と合うなどという人間はいないはずで、もしいたら気持ち悪い。

友達も永遠ではない。

一生の友達を持つ人もいるが、9割以上の人が子どものころの友達との付き合いは、大人になってからなくなるだろう。

それだけ希薄な関係と言える。

だからそこにしがみつく必要はない。

職場でもそうだ。

例えばあなたとあなたが苦手な人が、定年までずっと同じ会社にいる可能性はどのくらいあるだろうか。

限りなくゼロに近いだろう。

人間関係ばかり気にした状態で仕事をしていても、良いことはない。

それよりも何をすべきか、目的は何なのか、どちらの方向に進めばいいのか、そういったことに主眼をおいて行動するほうが楽だし、何より結果が出る。

人間関係は指標とするには頼りないものだ。

それよりも目的や自分の意志をよりどころとしたほうが何があっても大きく道を踏み外すことはないはずなのだ。

異端のすすめ、おわりに

最後に橋下氏の願いを引用して締めるとしよう。

あなたは突き抜ける覚悟はできただろうか。

「今、自分が死んだとしても後悔はない」と言えるくらいに、今を一生懸命に生き続け、完全燃焼してほしいと強く願います。

パンダ
さあ、あなたも異端となって記者会見で新聞記者を論破しよう。ん?