【書評】人生を見つめ直したい人にオススメの本!『あした死ぬかもよ? ひすいこたろう著』を読んだ感想。

あした死ぬかもよ?を書評するPANDA
 
パンダ
あした死ぬかもよ?……???

「人生を終える日、どんな気持ちになっていたら最高ですか?」

この問いでこの本ははじまる。

どんな気持ちか?

ここでこんなことが書かれている。

病院のベッドに寝るおじいちゃん

こんなアンケート結果があります。
次の質問は、アメリカで、90歳以上のご老人に聞いたものです。

「90年の人生を振り返って唯一後悔していることはなんですか?」

これに対して、なんと、90%の人が同じ答えでした。
それは……

死の床で後悔しないためには

さて、先程のアンケートの結果はこれです。

「もっと冒険しておけばよかった」

山登りする男性

90歳以上の方が、冒険しておけばよかった、と思っているのだ。

いかに人間が自分の思うように冒険できていないかがわかる。

やはり人間はある程度決められたレールの上で生きているという証拠にもなるだろう。

そのレールから外れて冒険するということは簡単ではない。

ここでは死の間際に後悔しないための方法が書かれている。

それは、「この場でしっかり自分の死を想像してみればいい」とのこと。

くわしい方法は本書に書かれているので試してみてほしい。

実際やってみると、自分がいなくなったような感覚に襲われる。

死は、生を完全燃焼させるための、最高の「スイッチ」にできるんです。

パンダ
やる気スイッチみたいなもんか。

どんな制限を自分にかけているだろうか?

大きな重い石をかつぐ男性

人間はだいたいが、あれはやっちゃダメ、これはやっちゃダメ、と様々なものを制限されて生きていくもの。

そのため、大人になってからもあれこれと制限をかけられ、しまいには自分で自分に制限をかけるようになってしまう。

そしてだんだんと臆病になり、守りに入っていってしまう。

それが大人になる、ということかもしれないが、なんだかつまらないものだ。

子どものときの気持ちを忘れずになんにでも興味を持ち続けることが大事なのだろう。

次の文は本書の中の、あなたが何に制限をかけているか探るための文だ。

声に出して読んでみてくほしい。

・人と違ったっていいんだよ。
・恥をかいて人に笑われてもいいんだよ。
・もっと自分に素直に、ありのままに生きていいんだよ。
・すべての人と仲良くできなくたっていいんだよ。
・大好きな人に「大好き」って伝えてもいいんだよ。
・自分の意見を主張してもいいんだよ。
・弱い自分を見せたっていいんだよ。
・嫌なことは断ってもいいんだよ。
・人に助けを求めたっていいんだよ。
・もっと豊かになってもいいんだよ。
・楽しいことを優先したっていいんだよ。
・幸せになってもいいんだよ。
・自分を好きになって、もっと自分を信頼してあげてもいいんだよ。
・生きたいように生きていいんだよ。

声に出したときに心にひっかかるものがあった言葉があなたが制限をかけていることだ。

私が最初にやってみたときは「嫌なことは断ってもいいんだよ」だった。

だが、しばらく経ってからやってみると「幸せになってもいいんだよ」に心がひっかかった。

少し時間を置いて自分の精神状態や環境がかわったときに試してみると良いだろう。

パンダ
みんな、生きたいように生きようぜ。

いま抱えている悩みは、たとえ人生最後の日であっても、深刻ですか?

パンダ
なんか悩みある?

ここでは坂本龍馬のことが紹介されている。

坂本龍馬は、借金を背負ったり、裁判に巻き込まれたり、命まで狙われても、人生を楽しんでいたそうだ。

ここで龍馬の言葉をご紹介。

「なんでも思い切ってやってみろよ。どっちに転んだって、人間、野辺の石ころと一緒。最後は骨となって一生を終えるのだから。だから思い切ってやってみろよ」

坂本龍馬

思い切って生きたら楽しいでしだろう。

それができなくて現代人は悩みまくっているわけだから。

でも、思い切り生きるために特別なものなど必要ないのでだろう。

ただ必要なのは勇気。

いいかえれば、バカになる、ということかもしれない。

慎重に石橋を叩いて渡ろうとしている人は、一生を叩いているだけで終えてしまうだろう。

それはただ勇気がないだけ。

とりあえずやりたいことがあったら飛び込んでみる、それだけでいいのかもしれない。

飛び込んだ先に何があるかはわからない。

それでも飛ぶ。

その勇気があるかないかで成功するかどうかが左右されるのだろう。

龍馬のように思い切り生きてみよう。

パンダ
いつから思い切り生きるの? 今でしょ!(もう3周まわって古い)

最後に

本書はまだまだ続く。

「生」に実感がない方、気力が湧かない方は、その本を読んで「死」を体感してほしい。

それがあなたの人生を光り輝かせることにつながることだろう。

この本では他に、著名人の名言を紹介している。

その中で私が好きなセリフをひとつ引用してみよう。

あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?
(終末のフール 伊坂幸太郎著)

地球に衝突する隕石

この「終末のフール」という小説は、数年後に地球に隕石が衝突することがわかっており、対策のしようがなく絶滅することが決まっている、その中で人間がどう暮らしていくか、が描かれている。

引用したものはそのセリフのひとつだ。

この本も「生」と「死」について考えさせられる本だ。

パンダ
人生一回だぜ。人間もパンダもな。
あした死ぬとしたら、なんかやりのこしてることあるだろ?
あした死ぬかもよ?

あした死ぬかもよ?

ひすいこたろう
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