【書評】幸福とは?『10年後世界が壊れても君が生き残るために今身につけるべきこと 山口揚平著』を読んだ感想。(オススメ/本)

「10年後世界が壊れても 君が生き残るために今 身につけるべきこと」を書評するパンダ
 
パンダ
10年後世界がなくなるのか?

今回の書評は、「10年後世界が壊れても君が生き残るために今身につけるべきこと」である。

この本は物語形式になっており、友人の結婚式で「僕」「紳士」と会うところから物語がはじまる。

物語形式の自己啓発本と言って良いだろう。

あなたが本書を読んだら、最後には自分を認めたくなってすることだろう。

「紳士」の言葉をまずひとつ引用しよう。

成功する秘訣はただ一つ。成功するまでやることだ。あらゆる人間のすべての意思は薄弱だ。〝やる気〟なんてなんの意味もなさない。

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幸福のピークは年収700万円

パンダ
え、それ以上稼いでも幸せにはなれないってことか。

紳士:幸福とは一体性だ。お金の量じゃない。お金で地位は買えるが尊敬は買えない。お金の時代じゃないんだ。経済学者がすでに実証しているように、幸福のピークは年収700万円で、それはどこの国でも共通さ。それ以上は稼ぎよりもストレスのほうが大きくなる。

これは前から言われていることで、ある程度の年収に到達するとそれ以降は幸せよりもストレスが勝ってしまい、幸福を感じづらくなるというものだ。

年収700万円以下ならば、700万以上稼ぎたいと思うだろうし、700万以上ある人でも1,000万2,000万稼ぎたいと思っているのではないだろうか。そして数千万稼いでいる人も次はを見据えて行動しているかもしれない。

おそらくどの年収であってもその人の考え方次第で、幸福にも不幸にもなるものだと思う。年収1億で不幸な人もいれば、年収700万円以下で幸せな人もいるはずだ。

他人の幸福につながるものに「お金」を流す

パンダ
他人にあんまりお金使いたくないんだよね。

だから君は、今のお金を貯めようとするな。お金は流し続けなさい。未来に向けて、価値を生み出すものに向けて、他人の幸福に向けて。そうすれば君は信用を作ることができる。君という個体の中にね。そして、その個体の時間を大切にしなさい。健康はそういった意味で大切だ。いいかい? 21世紀の通貨は君の時間そのものだ。これを忘れるな。いや、君はやがて時間さえも超えていくかもしれないがね。

今、お金の形は大きく変化しつつある。今がその変遷期だ。電子マネーからはじまり、仮想通貨が登場し、そして最近「時間通貨」なるものも登場している。

今後どうなるかはわからないが、私たちが生きているあいだに何らかの変化が起こることが間違いない。

これからは「信用」が大事になると言われている。「紳士」の言う通りにお金を流し続けた者が本当の信用を得ることになるかもしれない。

君が幸福になるために必要なもの

パンダ
オイラはすでにもう幸せだぜ。

能力がないってことは、勇気がないということだ。そして勇気がないっていうのは、つまり自信がないということ。そして、自信がないというのは、異質なものに対する耐性が弱いということだ。だからこれを徹底的に鍛える。嫌いな相手、入っていくことに躊躇するような環境、そうしたことに積極的に触れていく。「やっぱりつらいな」と思ってもいいんだ。その時どんな感情になったかも含めたその経験の蓄積が、君の自信につながっていく。結局、知識や情報は役に立たないんだよ。

ここで少し違うな、と思った点があったので指摘しておく。

自信がないから勇気がない、ではないのだ。勇気を出さないから自信を持てないのだ。

何事もはじめてやることは誰でも緊張して不安を感じるもの。そこで自信を持っているかどうかと問い質したところで、自信など持っているわけがない。

勇気はないから出せないのではなく、勇気を出さないからないのだ。何においても100%の自信を持っている人などこの世には皆無だ。

「紳士」が言う、「やっぱりつらいな、と思っていいんだ」という言葉を胸に、何かに飛び込めばいい。

このように客観的につらさを認識することで、人は強くなれるものだ。

まとめ

最後に本書の本旨である言葉を引用して締めるとしよう。

どうか自分を大切に。そして大胆に。

この世の中に、君の人生に、しなければならないことなど何一つない。君は、その存在そのものが価値あるものである。それを認めるしか人生の本当のスタート地点に立つすべはない。外の世界で死ぬほど頑張って何億稼いだとしても、この真実、自分の本質的価値に気づかなければ、君は死ぬまで走り続けることになるだろう。

パンダ
あなたにはかけがえのない価値がある。だから大丈夫。もっと自分を認めてあげよう。(たまには真面目なことも言う)