【書評】大企業でも始まっている30歳からの社長選抜。『40歳が社長になる日 岡島悦子著』を読んだ感想。(オススメ本)

40歳が社長になる日を書評するPANDA
 
パンダ
40歳で社長になるとか寝ぼけるな、って誰かが言いそう。

今回の書評は「40歳で社長になる日」だ。これからは大きな変化が訪れるから、若い人を社長にして破壊的イノベーションを起こすべき、と説いている本だ。

「40歳が社長になる日」の概要

まず冒頭の著者の言葉を引用しよう。著者は危機感を抱いているのだ。このままでは日本が危ないと。

未来のことは不確実で誰にもわからない 、と言われます 。しかし 、 「これから数年で大変な変化が起きる 」ことだけは確かです 。これからの時代に 、何が起きるのか 。何が必要になってくるのか 。とりわけリ ーダ ーにとって 、これからリ ーダ ーを目指す人にとって何が重要になるのか 。本書では 、この変化への準備として 、 「 1 0年後の社長をつくる 」ために 、私と経営者たちが日々何を議論しているのか 。経営の現場ではすでに何が実践されているのか 。そのリアリティをお伝えしていきたいと思います 。

【書評】何のために仕事をしているのか悩んだ人へ。『キミが働く理由 福島正伸著』を読んだ感想。(オススメ本)

2018.10.30

これからの社長には破壊的イノベーションが必要だ

パンダ
破壊的? イノベーション?

「持続的イノベ ーション 」は 、課題が明らかになっており 、 「課題解決 」の 「深化 」です 。それに対し 、 「破壊的イノベ ーション 」は 、今までの固定概念や成功モデルの構造をまさに 「破壊 」する必要があります 。すなわち 、何を壊すかの 「課題の特定 」 「課題抽出 」がカギになるわけです 。少し専門的な言葉で言えば 、成功モデルを 「固定化させない 」ための 「複雑系の組織設計 」 「ゆらぎの設計 」が必要になります 。

いつまでも過去の成功体験を引きずっていたら前には進めない。しかし、過去から逃れられない企業や個人は多い。

何かを壊さなければ前には進めないのだ。

しかしそれはある程度の年齢に達してしまうと途端に難しくなる。過去の栄光や成功に引きずられてしまうからだ。ゆえにイノベーションを起こすのはいつも決まって若者なのだ。

ビジネスモデルの寿命

パンダ
ビジネスにも寿命があるんだな。

ひとつのビジネスモデルの寿命は 、もはや 2 0年を切っていると言えます 。こんな時代に 、 「持続的イノベ ーション 」を進めたとしても 、 2 0年後にはそのビジネス自体がなくなってしまっている可能性があるのです 。いかにして 、企業として生き残っていくか 。それを考えたとき 、破壊的イノベ ーションによりビジネスを大きく転換させていくことが不可欠です 。しかも 、繰り返し 、継続的にです 。いわゆる 「非連続の成長 」が 、これからの企業の成長にとっては必須になるのです 。

世の中のサイクルはどんどん早くなっている。これから先、更に加速するだろう。

そのサイクルに我々は乗らなければならない。嫌でも乗らなければならないのだ。もしくはもうすでに乗り込んでいる状態かもしれないが。

働き方改革って本当に実現するのか?

パンダ
働き改革っ政府が言ってるけどどうなんだろうな。

長時間労働でヘトヘトになり 、ストレスで疲労がどんどん溜まり 、出産を機に会社を辞めざるを得なくなる 、といった世の中ではこの先 、労働供給不足という意味で日本は困るのです 。だから 、国を挙げての 「働き方改革 」が進められているのです 。私はこうした一連の変化を 、 「長時間労働から長期間労働へ 」というフレ ーズで表しています 。個人はもちろん企業も 、この変化に対応していかなければなりません 。

日本の働き方というのは構造的に問題があると思う。もしかしたら海外のほうがもっと悲惨なのかもしれないが。

だが、変わるべきときがきていることは誰の目にも明らかだ。

誰もが笑顔で前向きになれる働き方ってどこかに答えがあると思う。

おわりに

本書で紹介されている名言を引用して締めるとしよう。

チャンスは準備のあるところに訪れる。
(細菌学者 ルイ・パスツール)

40歳が社長になる日(NewsPicks Book)

40歳が社長になる日(NewsPicks Book)

岡島 悦子
1,650円(11/22 10:42時点)
発売日: 2017/07/29
Amazonの情報を掲載しています