
tesutosterone氏をご存知ない方は先にこちらをどうぞ。
Contents
ダイエット情報の無責任さ
まず、著者は怒っている。
私は今、猛烈に怒っている。日本のダイエット業界やメディアのやり方に、その無責任さに、だ。科学的根拠のないインチキダイエットや食事法を次々と打ち出しては。その後のフォローは何もなし。キレのある誘い文句と甘い言葉で次々と消費者を騙し続けているその態度に、心底うんざりしている。なんなら、ぶっ潰してやりたいと思っている。
かなり怒っておられます。
ありとあらゆるダイエット法が乱立しており、しかもそれが科学的根拠のないものが多いと著者は言っている。
テレビ見てるとわかりますが、毎日なにかしらのダイエットの関することが放送されているような気がする。
それだけ観る人が多いということだろう。
しかし、それらの情報が本当に正しいかどうかは自分で判断しなければならない。
そこで著者はこう言っている。
インチキダイエットに踊らされないために必要なのは、本物の知識を身につけること。そしてそれは、この本のタイトルにもした「最強の食べ方」を知ることだ。
さあ、では詳細を見ていこう。
「楽に痩せるダイエット」は、9割がインチキだ!
ダイエットに限らず、人生において本当に価値のあるものは簡単に手に入らない。「努力は一切必要ない!」とか「誰にでもできますよ~」なんていうのは詐欺の決まり文句だ。等価交換がこの世の原則。楽して価値のあるリターンを得ようという態度がそもそもよくない。
等価交換がこの世の原則。
これはダイエットにも仕事にも人生のあらゆるシーンにあてはまることだ。
testosterone氏の言葉はいつも熱くやさしいん。
日本人にとって炭水化物抜きダイエットは「超難関」
炭水化物抜きのダイエットがある意味流行していますが、これにも警鐘を鳴らしている。
炭水化物抜きダイエットは米が主食である日本では色々とハードルが高い。一時的であればできるかもしれないが、これを一生続けていくのは、「炭水化物抜きダイエットが趣味!」といったレベルの人や、フィットネス競技者でないと厳しいだろう。
いまだに会ったことはない、「炭水化物抜きダイエットが趣味!」なんて人に(笑)。
僕の経験で行くと、炭水化物を抜けば痩せますが、その分体力は落ちた気がします。
体力が落ちてしまうと筋肉もつきづらく、風邪をひくなど体調を壊しやすくなることから、安易な炭水化物抜きはやめた方が良いと身をもって言える。
ただ、日本人は糖質を取りすぎていると言えるで、米やパンと甘いもののバランスをとることは重要。
米食べてないけど、スイーツたくさん食べてる、なんてのはダイエットできるわけはない。
本気で痩せたいなら、「ランニング」は恐ろしくコスパが悪い
「ランニングを主軸としたダイエットが効果的か?」と問われれば、答えはノーと言わざるを得ない。
ランイングの消費カロリーはおおよそ「体重×距離(㎞)」である。たとえば、60㎏の人が10㎞走ったら600㎉の消費になる。10㎞走るのはだいぶしんどいが、消費カロリーはたったこれだけなのだ。
体脂肪を1㎏落とすのに、何㎉消費しなければならないか。答えはずばり約7,200㎉。つまり、体重60㎏の人が体脂肪を1㎏落とすには、単純計算で120㎞走らなければならない。
120㎞、つまり東京マラソンを3回走り切ってやっと1㎏の体脂肪が燃えるイメージだ。
これを見るといかにランニングな非効率な運動かわかるだろう。
これを知ってしまったら明日からジョギングできないじゃないか。
心肺機能を高めるとか、全身の血流をよくするとか、そういった効果はありますので、筋トレとのバランスを取ることが大事だろう。
どれだけいい運動も 、悪い食習慣は倒せない
1日の総カロリーとマクロバランスを押さえていないと 、いくら小手先のダイエットをしても大きな成果は得られない 。アメリカにこんな格言がある 。 ” Y o u c a n ‘ t o u t t r a i n a b a d d i e t . ” 「どれだけいい運動も 、悪い食習慣は倒せない 」
どれだけ運動しても食習慣が悪ければ意味がないということ。
なので、好きなだけ食べていいという謳い文句のダイエットは基本嘘が多いしとのこと。
好きなだけ食べて痩せられるのであれば、誰も太ったりしないだろう。
それならだれも苦労しない。
マクロ管理法
そしてここがこの本の肝となる部分だ。
例えばマクロ管理法によって計算された栄養分を取るようにする、などだ。
本当に痩せたい方は本書を読んでほしい。
痩せたいのであれば行動しなければ何も変わらない。

最後に
では最後にTestosterone氏に後押ししてもらおう。
痩せたい方は必見。
大切なのはその最初の 1歩 、 2歩を踏み出せるかどうかなんだ 。こればっかりは俺にはどうしてやることもできない 。やるのは君自身だ 。せっかくこの本を最後まで読んでくれたのだから 、俺を信じて一度やってみてくれ !あなたが人生を振り返ったときに 「あの 2週間は人生で最も有意義な 2週間だった 」と思わせる自信が俺にはある 。
巻末には「最強の筋トレめしレシピ」が掲載されているのでこちらもご参考に。
