【書評】『すべての教育は洗脳である 堀江貴文著』を読んだ感想。学校も会社も世の中は洗脳だらけ。ホリエモンの21世紀の脱学校論。

すべての教育は洗脳であるを書評するPANDA
 
パンダ
あなた洗脳されてるよ。

今回は、堀江貴文氏の著書を紹介する。

あなたはすでに洗脳されている

パンダ
これはおどしではなく、事実。読めばわかるよ。

あなたは、「洗脳」という言葉にどんなイメージを抱いているだろう? 悪の組織が善良な市民を捕らえ、怪しげな機械にかけて自分の手駒にしてしまう、そんな『仮面ライダー』に出てくるような光景だろうか。あるいは、たちの悪いマルチ商法のセミナーや、カルト宗教を思い浮かべるだろうか。
一般的に、なんらかの意図を持った存在が、人の思想を強制的にねじまげていくことを「洗脳」と呼ぶ。その行為に、良いイメージを抱く人はいない。でも、あなたが「洗脳は悪い人たちによる特別な行為で、〝常識的〟に暮らしている自分とは関係のないものだ」と思っているのならそれは大違いだ。

堀江氏は「洗脳」は何も一部の洗脳されて犯罪を犯すような人だけではなく、普通に暮らしている我々も洗脳されていると断言している。

「常識」の洗脳が知らず知らずのうちに〝出先機関〟により国家ぐるみで行われていているとのこと。

その〝出先機関〟とは「学校」のことだ。

学校は「常識」を植え付けるためにある

パンダ
「どうして学校に行かなきゃいけないの?」

この質問に大人たちは、「学問を修めるため」「世の中で必要な知識を学ぶため」などと答える。しかしあなたは、社会に出て以降、学校で学んだ知識のうちどのくらいが「役に立った」と感じただろうか? 5割や6割、下手をすると7割以上の知識が「役に立たなかった」のではないだろうか。それも当然だ。学校が教えることの9割は「知識」ではないからだ。学校にとっては知識など、添え物程度の意味しかない。学校はただ、ゆがみきった「常識」を植え付けるために存在する機関なのである。

恐ろしいこと書いてある。

学校で教えていることは「知識」ではなく「常識」、振り返ってみると何をしに学校に行っていたのかわからなくなる。

勉強が役に立たなかったで思い出すのはいつも、「サイン」「コサイン」「タンジェント」だ(笑)。

三角比がどうとかだったと思うが、少なくとも勤め人の私は使わない。

職業によっては必要になるのかもしれないが、大部分の人は使わないものだ。

話が逸れたが、堀江氏は学校は「従順さ」と「理不尽への耐性」を教えるところだと言っている。

違い表現で学校のことを、「使いやすい労働者を大量生産する工場」とまで言っている。

学びとは没頭である

パンダ
没頭する力を解放しよう!

世の中の人は没頭できるものが見つからないと、あれこれ理由や言い訳を言うが、それは大間違いだと堀江氏は言う。

没頭する対象なんて、その気になればいくらでも見つかる。あなただってきっと、すでに出会っている。でも、自分で自分にブレーキをかけているのだ。「こんなのできっこない」と。どうしてわざわざ自分にブレーキをかけるのか? 答えは簡単だ。「学校」でそう洗脳させられたからである。学校は、あの手この手を使って、子どもたちの欲望にブレーキをかけさせる。そして、急ブレーキによって人生にエンストを起こさせるようなこの介入のことを、傲慢にも「指導」などと呼んでいるのだ。

何かをはじめようとしてもどうせ自分には無理だ、と思ってあきらめてしまうことないだろうか?

それは子どものとき、まわりの大人に、あれはダメこれはダメと禁止されてばかりいたからだ。

でも堀江氏は誰でも没頭する力は備えていると言っている。

脳は退屈が嫌いだ。「何も新しいことを考えるな」と命じられると、手持ち無沙汰のあまり、思い出を材料に「不安」「焦り」「嫉妬」といったゴミのような感情ばかり作り出す。逆に、考えるネタをふんだんに与えれば、「楽しい、もっとやりたい」という感情を放出する。子どものように単純なのだ。

パンダ
さあ、子どものようにいろいろなことに没頭しよう!

会社もまた、洗脳機関である

パンダ
学校の話が終わって片付いたと思ったら、会社も洗脳機関なの?

いくら僕が「学校はいらない」と主張してみても、もう大人たちは学校を卒業している。学校による洗脳が、(人によっては)骨の髄まで染みわたっている。学校を辞めることすらできないのが、大人たちなのだ。そうした大人たちが洗脳から抜け出すにはどうすればいいのか。答えは一つしかない。学校と直結した洗脳機関である、「会社」との関係性を考え直すことだ。

学校でしっかり洗脳され、今なお会社で洗脳されている大人たちはどうすればいいのか。

勤め人はわかることだと思うが、学校よりも会社のほうが洗脳といえることをしているのではないだろうか。

自分の会社の商品を売るために、部下を教育し、従順な戦士をつくっていく、これが当たり前となっているからですだ。

客観的にみれば他の会社の商品のほうが良い場合もある。

消費者からすれば良い商品があればいいが、会社としては自社の商品が売れなければ経営が成り立たないため、他に良い商品があってもあの手この手で自社商品を売ろうとする。

こういうところで、なんというか社会のひずみみたいのが生まれるような気がします。

「辞められるわけがない」は嘘だ

僕が「そんな仕事すぐに辞めなよ」と言うと、「辞めたら次の職が見つからないかもしれない」「人手不足だから自分が辞めたらまわりが迷惑する」などと言って首を横に振る。危ない兆候だ。こうした「辞められない理由探し」に走っている状態の人は、だいたい心の健康をすでに害している。
なぜそれほどまでに我慢してしまうのか。理由ははっきりしている。親から、学校から、そして社会全体からの、絶え間ない「脅迫」のせいだ。
彼らは口を揃えて、「会社を(学校を)辞めたら大変なことになる」と人を脅す。「学校に行けなくなったら、もうまっとうな仕事には就けない」とか、「一つの会社に居続ければ昇進の可能性があるけど、転職したらそれがフイになる」などと言ってはなんとかその組織にしがみつかせようとする。不安を煽る脅迫型の説得は、新興宗教やマルチビジネスでもよく使われる、心理操作の常套手段だ。

パンダ
自分に思い当たるところなかった?

会社を辞めたいけど辞められない、と言っている人は多いと思う。

ただ、そのなかで本当に辞めたいと思っている人がどのくらいいるかはわからないが。

これが洗脳なんだろう。

だって、辞めたいと言っている人たちがどんどんすんなり辞めていったら、おそらく会社は成り立たない。

だからこそ、洗脳していかに会社に残ってもらうかが大事なのだろう。

まとめ

では堀江氏の言いたいことをひと言にまとめる。

「学校も会社も世の中は洗脳だらけだから、辞めたいなら辞めればいい。そして子どものように何かに没頭せよ」

こんなとこだろうか。

パンダ
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