【書評】『レバレッジ・リーディング 100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ 本田直之著』を読んだ感想。

「レバレッジ・リーディング」を書評するパンダ
 
パンダ
レバレッジ・リーディング?

あなたはをどのくらい読んでいるだろうか?

1日1冊?

1週間に1冊?

1カ月に1冊?

1年に1冊?

本書で著者は「レバレッジ・リーディング」を身につければ、年に400冊はいけるといっている。

その内容をみていこう。

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読書するヒマがない

パンダ
笹食べるのに忙しくて本なんか読んでるヒマないよ。

著者は読書ほどの自己投資はないと断言している。しかし、そういうことをいうと大抵こういうことをいわれるとのこと。

「読書が大事なことはわかっているけれど、忙しくて読むヒマがない」
という答えが返ってきます。
しかし、これはわたしに言わせれば、まったくの逆です。本当は、
「本を読まないから時間がない」のです。
(中略)
時間は生まれたときから誰でも1日24時間と平等なのです。それなのに、生活レベルが不平等なのには何か理由があるのです。だから、工夫して要領よく効率を上げないと、毎日いたずらに忙しいだけで、本を読む時間も気力も体力も残らないというわけです。

大抵、忙しくて読むヒマがないといっている人は、私の経験上、ヒマがあっても本は読まない。空いた時間をどうでもいいことに使い、自己投資に使うことはない。これは断言できる。

本を読まずに知識を取り入れないから、仕事も効率よくできずに、本を読むヒマさえつくれない、というのが真実であろう。

それを打開するには、「多読」が適している。

引用にもあるように、誰でも1日24時間しかない。効率よく時間を使ったほうが優位になることは説明しなくてもわかるだろう。

1500円が15万円になる

パンダ
100倍?

本の値段は様々だが、平均すると1,500円程度となる。

その1,500円は自己投資としては安いもの、と著者はいう。

わたしは非常に安いと思います。なぜなら、この1,500円が将来何倍にもなって返ってくるからです。わたし自身の経験や、周囲の事業で成功している人たちの実績から見積もってみると、およそ100倍というところです。ということは、1,500円の本1冊から得た知識は、100倍のレバレッジが効いて、およそ15万円の利益を生むのです。
もちろん、ただふつうに読んだだけでは100倍にはなりません。本を読んで得た知識をビジネスに生かすことが絶対条件です。

本を読むことで、先人の知恵を疑似体験できる。これが読書の一番のメリットである。

どのようなことをして成功したかを知ることも大事だが、それ以上に何をしたら失敗したのかを知ることのほうが重要だ。

なぜなら、成功の要因というのはその時代や場所によって大きく異なる。しかし失敗については、その原因は共通していることが多い。

何をしたらいけないかを知り、その時代にあった方法をとることが、成功への近道である。

これをするには読書をして、先人の知恵を借りることがその助けになるはずだ。

読書で自分の中の「常識」を更新する

パンダ
脳をアップデートするってことだな。

多読はふつうの読み方と違い、すべてを読まず、必要なところ、自分にとって役に立つところだけを選び取る読み方です。つまり、非常に読み手の主体性を重んじる読み方です。常に目的意識を持って、「この本から何を吸収したいのか
」を意識し続けます。ときには著者の考え方に疑問を持つこともあります。
ここが、ある特定の項目について1冊だけしか読まない一般の読書とは異なっています。1冊のみを読んで、この著者の意見がすべてだと思い込んでしまう危険を避けるために、多読をするのです。

「多読」とは「流し読み」ということだが、ただ流すだけでなく、必要なポイントを読み取るということ。これはまさに慣れが必要で、そのためには「多読」をするしかない、となる。

そして大事なのは、自分の中の「常識」を更新すること。固定観念をずっと抱えたまま、読書しても何も更新されないのであれば、読書は意味がない。頭の固い人はずっと固いままだ。本来読書は頭をやわらかくするためのものでなくてはならない。

頭が固く、本を読んでも、人からの意見も聞けない、そんな状態になったら成長は完全に止まってしまっているといっていいだろう。

また、ある特定の分野に詳しくなりたいなら、1冊ではなく数冊読むことをオススメする。

たとえば、「仮想通貨」について知りたいと思ったならばそれについて書かれている本を数冊買って読み漁ればいい。読めば、こっちの本ではこういっていたが、あっちの本ではこういっていた、という違いに気づくことがあるはずだ。そうなれば、自分で調べてみればいい。どちらが正しいのか。どちらも正しいが表現が違うのか。それを繰り返すことで読書の質は上がってくるはずだ。

16%をつかめばOK

パンダ
16%?

たとえば、「重要な100項目を全部拾ってみせる」という意気込みで読んだとしましょう。しかし、その100項目すべてを読んだところで、一つ残らず実践で役に立つかといったら、決してそんなことはないのです。
極論を言えば、100項目すべてを抜き出して、一つも身につけられないよりは、重要な1項目だけを抜き出して、それを実践するほうが、リターンを得られるのです。

本全体でみると大事なことが書いてあるのは約20%、そこから8割吸収できれば良いとすると、吸収する量は約16%となる。

全体の16%だけ頭に入れればいいと考えると、気持ち的には楽になるのではないだろうか。

次から本を読むときは「16%だけ拾えばいい」と意識して読むといいだろう。

おわりに

この本では、その他に効率的な本の探し方や読後のフォローの仕方などを丁寧に解説している。

読書で悩んでいる人は是非読んでほしい本である。

とにかく大事なのは、本をたくさん読むことではなく、最終的にどれだけ本の内容を実践できたか、である。

読むことだけにとらわれず、自分の人生にいかに活かしていくかを常に考えよう。

パンダ
まずは多読の習慣をつけることからはじめるんだな。

【書評】速読では読書本来の幸福を味わうことはできない。本はゆっくり読もう!『遅読のすすめ 山村修著』を読んだ感想。

2018.07.29
レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

本田 直之
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