
今回は、第160回「芥川賞」「直木賞」に選ばれた本を紹介しよう。
今回は「芥川賞」に2作品、「直木賞」に1作品となった。
芥川賞 直木賞 受賞者が喜び語るhttps://t.co/0KGexuCcMu#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/j8XG2R8HWg
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月16日
芥川賞:ニムロッド 上田岳弘著
この作品は、仮想通貨を題材としたもので、主人公が仮想通貨を「採掘」する設定だ。
今後、小説で仮想通貨を取り入れる作家は間違いなく増えてくるだろう。
芥川賞:1R1分34秒 町屋良平著
この作品は、タイトルでわかるようにボクシングを題材としたものだ。
ボクシングに打ち込むプロボクサーを描いた青春小説である。
直木賞:宝島 真藤順丈著
この作品は、第9回山田風太郎賞も受賞している。米軍施政下の時代に翻弄されながら生きる、沖縄の若者を描いた作品である。
第160回芥川賞直木賞、候補作

芥川賞・直木賞、本日発表❗
🔻候補作/選考委員https://t.co/4zvJpP6Grc
🔸 芥川賞 候補作
上田岳弘『ニムロッド』
鴻池留衣氏『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』
砂川文次『戦場のレビヤタン』
高山羽根子『居た場所』
古市憲寿『平成くん、さようなら』
町屋良平『1R1分34秒』#芥川賞 #直木賞— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2019年1月16日
芥川賞・直木賞、本日発表❗
🔻候補作/選考委員https://t.co/4zvJpPohPM
🔸 直木賞 候補作
今村翔吾『童の神』
垣根涼介『信長の原理』
真藤順丈『宝島』
深緑野分『ベルリンは晴れているか』
森見登美彦『熱帯』 #芥川賞 #直木賞— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2019年1月16日
『平成くん、さようなら』で候補となった古市憲寿氏だが、あえなく落選となった。
その感想が次のツイートである。
がーーーーーん
— 古市憲寿 (@poe1985) 2019年1月16日
私はこの芥川賞と直木賞が発表されるたびに思うのだが、候補にあがった作品はどれも甲乙つけがたいほど、その優劣に大きな差はないと思っている。
もちろん、他よりも突出した作品というのもあるが、だいたいがそこまで大きな差はないものだ。
しかし、注目されるのは賞をとった作品のみと言っていいだろう。
私が言いたいのは、賞をとった作品だけでなく、候補にあがった作品も同等に注目してほしいと思っている。
芥川賞と直木賞の候補になるだけでもすごいことなのだから。
なので、候補にあがった作品も含めて、書評をかけるだけ書きたいと思う。
