【書評】パパママ必読!『0歳からのアドラー流怒らない子育て 三宅美絵子著』を読んだ感想。

「0歳からのアドラー流怒らない子育て」を書評するパンダ
 
パンダ
アドラーって誰だ?

アルフレッド・アドラーのことは、「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」でご存知の方も多いと思う。

今回は、アドラー流を子育てに活かした本をご紹介する。

この本を読むとママはこうなる!
・自分のことが好きになれる。
・怒りの感情をコントロールできるようになる。
・子どもやパートナーと、よい関係が築けるようになる。
・夫婦間や親子関係でのトラブル、困りごとが解決できる。
・子育てに前向きになれる。

アドラー心理学とは? 勇気づけとは?

まず、アドラー心理学をご存じない方のために、少し説明をしたいと思う。

アドラー心理学は、20世紀前半にオーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーが提唱し、体系づけた心理学。人の心の問題や対人関係の悩みなどに対して、具体的な解決策を与える実践的な心理学として活用されている。

最近、アドラーブームにより多くのアドラー関連本が出版されているので、名前くらいは聞いたことがあるかもしれない。

では、続いて「勇気づけ」について。

アドラー心理学と言えば、「勇気づけ」の技法が有名ですが、「勇気づけ」と言っても、励ますわけではありません。アドラー心理学で言う「勇気」とは、「困難を克服する活力」です。子どもが自発的に行動する力と言い換えてもいいでしょう。
ポイントは次の5点。
1、感謝の気持ちを伝える。
2、ヨイ出し(相手のいいところ、できていることを認める)をする。
3、相手の見方や考え方に関心を持ち、まず聴くことを大切にする。
4、相手のほんの少しの進歩・成長を認める。
5、失敗をチャレンジの証と捉える。

子育て本やビジネス本では、褒める叱るが重要だ、というようなことが書かれている本が多いが、アドラー心理学はちがう。

アドラー心理学では基本的に褒める叱るはしない。

表現が違うと言い換えてもいいかもしれないが、「認める」「肯定する」という方がしっくりくると思う。

「勇気づけ」もただ励ますではなく、「後押しをする」「信じる」といった方が適切。

褒める叱るというのは中毒性があるので、褒められないとできない、叱られないとできない、そういう子どもになってしまう恐れがある。

褒められたり叱られたりしないと動けない社員、あなたの会社などで思い当たる節はないだろうか?

今のうちに「勇気づけ」をマスターして、自己肯定感の持てる子どもにしてあげよう。

こうすれば怒らない子育てができる

「あなたは、今日何回お子さんに対してイラッとしましたか?」

子育て真っ最中の方には、ドキっとする言葉だろう。私も子育て中だから気持ちは非常にわかる。

子どもの行動は予測不能だから、イラッとしない日などないのではないのだろうか。

特に子どもと長い時間を共にするママはイライラ回数が半端ないのでは。

子どもが泣いているときに、泣きたいのはママだよ、と思ったこともあるだろう。

子どもが泣いているときのポイントは「共感すること」と書かれている。

では共感とは何だろうか。本文を引用してみよう。

相手の目で見て、相手の耳で聴いて、相手の心で感じることを、アドラー心理学では「共感」と言い、よい人間関係を作る上で、とても大切な事柄と捉えています。

大事なのは子どもを置き去りにせず、子どもの目線に合わせてあげることなのだ。

痛そうにしていたら、痛かったね、と共感してあげることで、子どもは安心するもの。

また、おむつ替えや着替えを子どもは嫌がったりするが、嫌がる原因は機械的におむつを交換されるからです。

赤ちゃんにとってはおむつ替えも絆を深める機会なので、「嫌な行為」と感じさせないよう工夫が必要だ。

私の場合、子どもを着替えさせるときは、擬音を使うようにしている。

脱ぐときは「スポン」、着るときに手がちゃんとしたところから出たら「ピンポン」、変なところから手が出たら「ブブー」など、遊びながらやると子どももそれに付き合ってくれる。

とにかくすべての行為が子どもの成長にとって大事なコミュニケーションとなるので、色々と工夫していこう。

子育ての「困った」はこうして解決

この章では、具体的なシーンの対策方法をあげている。

帽子を嫌がらなくするには?、とか、注射や病院を怖がる子には?、とか、片付けられる子どもにするには?、など、子を持つ親であれば誰もが直面する問題を紹介しているで、気になる方は本書を見てほしい。

この章でのポイントとしては、親の注目を集めるためにわざと不適切な行動をする子どもについて、だ。

親が子どものやっていることを不適切だと決めつけ、親にとって迷惑だったり、都合が悪いことをしているときだけ注目して叱ることが繰り返されると、子どもは不適切な行動を親の注目を集めるための手段として使うようになります。

叱られ続けることでわざとするようになる可能性もあるため、ここは注意が必要。

子どもがイキイキ輝くアドラー流「勇気づけの子育て」

ここがこの本の肝だ。

勇気づけと褒めるはちがうということを認識しよう。

「褒める」というのは、相手を「評価」していることです。一方、「勇気づける」ことは、相手を評価することではありません。「〇〇ができるあなた」ではなく、「あなた」という存在そのものが、お母さんを幸せにしているのだよ、と言葉でも伝えていきましょう。

褒める叱るというのは、子どもを操作しようという意志が見え隠れする。

褒めることでこちらが望む行動をさせようと。

しかし、勇気づけは子どもを信じる、ということ。

その存在を認め、信じて見守る、それが親の努めなのだろう。

操作しようなどと思っていたら、子どもは感じ取ると思う。

子どもは親が思っている以上にかしこい。子どもを下に見ているときっと痛い目に合うだろう。

幸せ親子になるために自分自身を勇気づけよう

最後はがんばっているママに焦点をあてている。

「頑張っている自分を見逃していませんか?」

育児というのは大変である。一筋縄ではいかない。全国のママは日々奮闘していることだろう。パパも、だ。

この章ではそんな自分を勇気づけてあげようという内容だ。

子育てにくじけそうになったら次の言葉を思い出そう。

子どもたちは、完璧なお母さんだから好きなわけではありません。目の前にいるお母さんが、丸ごと全部大好きなのです。だから、イライラしながら完璧を目指すより、手抜きでも、お子さんと一緒に笑顔でいられる時間を増やしていきませんか?

子どもの成長はあっという間。一日一日を楽しく子どもと過ごせるようがんばろう。

パンダ
フレーフレー、マ~マ(パパも 笑)
幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て

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