【AbemaTV】「ZOZO田端信太郎VS藤田孝典公開討論!カンニング竹山の土曜The NIGHT」を観た感想。

AbemaTVをレビューするパンダ
 
パンダ
このケンカ長いなぁ。

今回は、「AbemaTV」の「カンニング竹山の土曜The NIGHT」から、田端信太郎氏と藤田孝典氏の公開討論をレビューしたいと思う。

発端を振り返っておくと、ZOZO社長の前澤氏がツイートしたことに、藤田氏がコメントしたところ、それに対して田端氏が反論し、ここまで話が大きくなったのだ。まあ、炎上と言っていいだろう。

ここから永遠と今日までツイッターでのやりとりは続いたのだ。

そこで前澤氏が提案として「公開討論やったら?」とツイートしたのを、AbemaTVのスタッフが拝借?して今回の生討論が実現したということだ。

では、内容を見ていこう。

田端藤田公開討論:そもそも討論として成り立たない?

パンダ
田端氏の顔がなんか泣きそうに見えるんだけど。もともとそういう顔?

まず感じたことは、討論になっていないということ。藤田氏は討論に勝とうと思っていないし、田端氏は討論に勝とうとしているが揚げ足取りに感じてしまうところもあった。

田端氏は気合いが入り過ぎているせいか、前半泣きそうな顔だった。あれだけ強気でもおそらくそれなりに緊張していたことが伺える。

番組が用意した公開討論のテーマは4つ。
これはとりあえず用意しただけで、討論の内容はすぐに脱線していたが……。

①富裕層にはもっと課税すべきか?
②最低賃金を上げるべきか?
③ZOZO前澤社長の月旅行について
④貧富の差は広がっているのか?

田端藤田公開討論:資本主義と共産主義?

パンダ
まったく話かみあってないよ。

話は噛み合うわけがないと思った。田端氏は資本主義の立場から話をしているが、藤田氏は共産主義の立場から話をしているので、お互いが気になったことをただただ突っ込んでいるだけだから、話は前に進まない。

藤田氏が言いたいことは、儲かっている企業は従業員に還元しろ、ということ。
ブラック企業はたくさんあり、鬱病などで身体を壊して働けない人はいっぱいいる、と。そういった弱者を守っていきましょう、ということを言っている。

この主張は正しい。正しいというかすぐに改善すべきことであろう。

ただ、藤田氏で気になることは、それはzozo前澤社長だけにぶつけることなのか、ということだ。目立つから前澤社長に噛みついたとしか思えない。あれだけ儲かっているから妬んでいるんだな、と思われても仕方ないだろう。

月旅行のことについてはこの記事を参考に。

【note書評】ZOZO前澤友作著『月に行くより、災害や貧困支援にお金を使っては?に答えました』を読んだ感想。

2018.10.11

実際、非正規を減らし正社員にしたり、派遣などの時給を上げたらどうなるのか?

藤田氏は時給をあげろ、非正規を減らせ、と謳っているが、それを実際にしたらどうなるのかをこの場で明言して欲しかった。ああすればいい、こうすればいい、だけでは何も生まない。

おそらく非正規を減らしたり時給をあげたりすれば給料は増えるが、失業者は確実に増えるだろう。企業が払える賃金は限りがある。一人ひとりの単価が上がれば必然的に人数を減らすしかない。そうしなければ会社が立ちいかなくなる可能性があるからだ。

みんな給料が上がればそれは嬉しいだろうが、それはただ平均が上がるだけで何も変わらない。いわば今の状態がそれなのだと思う。結局、昔よりも給料が上がったとしても、人は幸せになるわけではないということだ。人は平均以上を求めるいきものなのだから。

格差はさらに広がり、街にスラム街ができるかもしれない。

田端藤田公開討論:ブラック企業大賞

パンダ
ブラック企業大賞……。怖っ。

ブラック企業大賞というのがあるらしい。気になる人はリンクを見てほしい。名だたる企業が掲載されている。

田端氏いわく、そのブラック企業で働く人がいる限りブラック企業はなくならない。そういう会社を選ぶ労働者にも責任はある、というようなことを言っていた。

これは確かにそうなのだが、勤め人側からすれば「そうは言っても」と言いたいのが本音だろう。

おそらくみんながみんな、ブラック企業を辞めた場合、結局困るのは労働者だ。仕事につけず路頭に迷うことになる人が多数出るはずだ。

中には、転職がうまくいき、給与も上がり豊かな生活を送れる人も出てくるだろうが、それはほんの一握りだろう。

【書評】ZOZOの室長が吠える!会社の奴隷解放宣言!『ブランド人になれ! 田端信太郎著』を読んだ感想。(オススメ本)

2018.07.17

田端藤田公開討論:カンニング竹山氏がなぜかヒートアップ

パンダ
元祖怒り芸の真骨頂だな。

途中からカンニング竹山氏がヒートアップして、番組はおもしろくなってきた。

藤田氏に噛みつくように言葉を発しはじめた。このあいだ、田端氏は蚊帳の外だ。

おおまかに抜粋してみよう。

藤田:病気になったり介護が必要になったらどうします?

竹山:今のうちから勉強します。何も知らないでいきなり倒れちゃう人いますけど、それは何も調べていないから。

藤田:それは辛辣だなぁ。

竹山氏は藤田氏が言った「辛辣」という言葉によってスイッチが入ってしまったようだった。イラッとしたのだろう。

藤田氏は、情報を得ようと思っても得られない人もいる、と言い、それに対して、日本全国情報得られないところなんてない、と激高していた。

ここでも田端氏は笑うだけ(笑)

この公開討論でいちばんまともな発言をしていたのは、竹山氏だと思う。以下、氏の言葉を引用しよう。

世間の人に思うのは、もうちょっと考えろと思う。
でもNPOはやりすぎなんだ。NPO法人は絶対必要。助け合わなくちゃいけないから。だけどやり過ぎ。
頑張らないヤツもいる。頑張らないヤツも頑張れるんだから。やさしくしすぎ。

そして更に、藤田氏が「成功しているから言える」ということを言ったところ、また竹山氏のスイッチが入った。

いちばん嫌な意見は、成功しているから言えるんでしょ、って言葉。
オレは一個も成功していない。クズだった。タバコを拾って吸ってたりした。
自分もクズだったけど、これじゃダメだと思った。どうにかしなきゃと思った。寝ずに頑張った。
今ごはん食べさせてもらってるけど、それが今につながっていると思う。
人ってそんなもんなんじゃないの。アップダウンあって当たり前。

田端藤田公開討論:まとめ

最後にそれぞれの持論を紹介しておわりにしよう。

藤田:儲かっている企業の労働者は労働組合を通じて、一緒に争って賃上げをしたりして要求していきたい。
変わるきっかけになればと。引き続き、田端さんとは腐れ縁というか、地の果てまで追っていく。

田端:賃上げの主体は働く側。自分が嫌だったら他で働く自由はあるわけだから。
賃金を上げるかどうかは働くあなた次第。

最後は竹山氏がまとめて、ふたりは握手して終了した。

田端藤田公開討論:ちょっと気になったこと

今回は「AbemaTV」の企画ということだったが、気になったのは段取りの悪さ。ネット番組だから、少しゆるい感じでやっているのかもしれないが、地上波のテレビと比べるとだいぶ違うと感じた。

こう見ると、地上波のテレビは打ち合わせとかリハーサルとかしっかりしてから本番にのぞんでいるんだな、と。

あと、これはネット番組のいいところだが、放送中に田端氏がスマホをいじり、しかもツイッターでリツイートしていたのはびっくりした。これは、おもしろいと思った。これは地上波ではありえないことだが、このへんのゆるさをうまく使っていけば、ネット番組が覇権を握る日も近いかもしれない。

パンダ
討論終わったけど、これずっと続くな。またツイッターのタイムラインが荒れる。

【考察】ZOZO田端VS藤田孝典、ツイッター論争を横目に見ながら私は別のことを考えていた。

2018.10.10